ドコモ口座とは?今話題のドコモの不正利用ってどういうこと?
最近、ニュースになっているので分かっている方も多いこの一件。
ドコモ口座?そんなの持っていない自分には関係ないと思っていませんか?
私もそう思っていた一人です。
しかし、実はこちら、特定の口座を持っている人全てに当てはまることなんです!
該当口座を持っていた私も確認してみました!
被害は確認できませんでしたが、簡単にまとめましたのでぜひ一度確認してみてください!
ドコモ口座とは
ドコモ口座とは、NTTドコモの電子マネー決済サービスのこと。
ドコモ口座開設は本人確認や二段階認証を必要としないので匿名性が高いです。
そのため、不正に入手した銀行口座を勝手に紐づけして、不正利用することが可能になるのです。
9/12、こちらをめぐる預金の不正引き出しに絡み、2019年、口座番号や暗証番号を盗み取る
全国の地銀などの偽サイト(フィッシング詐欺サイト)が発見されました。
今回の不正では、預金者の口座番号などの個人情報を得た何者かが、それを基に、
勝手にドコモ口座を解説して銀行から金を移し替えていたそうです。
いまだ、被害の全容は明らかになっていません。
被害に遭う可能性がある口座は
被害に遭う可能性がある人は、ドコモ口座と紐づけ可能な35の銀行に口座を持っている人です。
その銀行一覧はこちら
- みずほ、静岡、鳥取
- 三井住友、七十七、南都
- ゆうちょ、十六、西日本シティ
- イオン、スルガ、八十二
- 伊予、仙台、肥後
- 池田泉州、ソニー、百十四
- 愛媛、但馬、広島
- 大分、第三、福岡
- 大垣共立、千葉、北洋
- 紀陽、千葉興業、みちのく
- 京都、中国、琉球
- 滋賀、東邦
このうち、全国12の銀行で計1990万円の被害が確認されています。
35行のうち、18行がすでに銀行の口座から預金を引き出し、ドコモ口座にチャージする
といった口座間の送金を停止しましたが、残りの銀行はいまだに紐づけされたままです。(9/12時点)
なぜ起きたのか
NTTドコモは10日の記者会見で、各社との競争が激しくなる中、顧客を増やすために口座を開く手続きを簡単に
した結果、本人確認が不十分となり、悪意のあるユーザーによるなりすましを防げなかったことを認めました。
会社は、被害を受けた人に対し全額を保証するとともに、再発防止を徹底するとしています。
ビジネスの拡大を急いだことが裏目に出て、顧客の資金を守るセキュリティーの不備が見過ごされていたようです。
該当口座がなければ安心なのか
実は、こういったことは、もう何度も起きています。
2019年7月、セブンイレブンが独自にコード決済サービス「7pay」を開発した際、
開発を急ぎすぎてずさんな設計を行ったために、すぐに不正利用されていたことを覚えていますか?
その時のセブンイレブンの担当者は、
「顧客体験をどう作っていくか、という話と、セキュリティーをどう確保するかは、どうバランスさせるか難しい話」
と言っていましたが、一年後の今、最も大きな問題へと発展しました。
あのPayPayも特定のクレジットカードを所有している人が不正利用される事件もあり、
押し寄せるキャッシュレス化の波による「気軽に使える体験とセキュリティーを両立させる」ことが
必要課題となっています
まとめ
- ドコモ口座は、今も不正利用の危険性がある電子マネー決済サービス。
- 該当口座を持つ人は、記帳するかインターネットバンキングにて確認を至急行う。
- これからのキャッシュレスの時代では、使う側、使わせる側、両方のリテラシーが求められる。
いかがでしたか?
便利なキャッシュレスは、メリットだけではなく、デメリットや危険性があることも念頭に入れ、
都度確認しながら利用が必要ですね。
今回、全額保証となりましたが、そうではない例も今後出てくるかもしれません。
十分注意しながら付き合っていきましょう。
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