夏休み自由研究で植物採集!標本には何を書けばいい?
夏休みになると親子ともに頭を悩ませるのが自由研究ではないでしょうか?
我が家では小学3年生になった娘が、最近、図鑑に興味を持ち始めていたので、身近にある「植物」の名前を自分で調べてみよう…ということから植物採集をすることにしました。
加えて、普段、「この花の名前はなに?」と娘から聞かれる機会が多くなりました。
私自身、植物に関して全く知識がなく、答えに窮する場面が多かったので、植物採集の自由研究を通して自分の勉強にもなるので一石二鳥だと^^
また、身近にある材料で、専門的な知識もなく、手頃に出来るので、小学3年生女子がチャレンジする自由研究には向いてますよ^^
そこで今回は、実際に夏休みに行った自由研究の植物採集で、簡単にまとめることが出来る標本の作り方を紹介していきます。
夏休みの自由研究で植物採集した標本の簡単な作り方
摘んできた植物について図鑑で調べて名前を確定させ、生息地や種の形など、知り得た情報をファイルに書き写していきます。
採取した植物は、押し花にして少し乾燥させ、透明のテープで、台紙に貼り付けます。
植物採集の標本は1日1つを目安に作成しました。
では、標本を作成するための材料と作り方についてお伝えしますね。
自由研究・植物採集の標本作りに必要な材料
それでは標本作りに必要な材料は以下のとおりです。
■材料
・植物を貼る台紙※1
植物の名前
採集場所
採集者
採集日
備考(植物の特徴など)
・透明な幅広のテープ(100均で購入)
・台紙を入れるクリアファイル
・図鑑
・押し花にするための新聞紙
※1.植物を貼る台紙は、必要事項を書き込むスペースや、植物を貼り付けるスペース、罫線などをパソコンなどで作成し、印刷して何枚も用意しておく。
自由研究・植物採集の標本の作り方
1.標本を作る前にまず、子どもと散歩しながら植物を採取し押し葉を作ります。
2.図鑑で植物の名前を探して確定させ、生息域や特徴などを調べます。
3.事前に作成しておいた植物を貼る台紙に、植物名や、自宅近くのどこで採取したか
(例:道路脇、家の裏の日陰のじめじめしたところ)など必要事項を書き込み、図鑑で調べた情報を書き込みます。
種の形など、採取した植物では分からない場合は、図鑑を参考に、余白にイラストを付けるなどしました。
🚩ここでポイント!
肉厚の植物などは、押し葉の段階できちんと水分を抜かないと、貼り付けた後から水分が出てきて、汚くなったり腐敗することがあります。
このことを防ぐために、新聞紙の交換にちょっとしたコツがあります。
通常ですと、押し葉をつくるとき新聞1枚に植物を挟み、
そして植物を挟んだ新聞紙の間に、吸水用の新聞1冊を挟みます。
この吸水用の新聞は通常ですと毎日交換しますが、肉厚の植物のように変色しやすそうなものの場合、最初の1~2日は半日おきくらいに交換するとかなり防げます。
また、温度が上がると変色しやすくなりますので、押し葉をする場所は風通しの良く乾燥したところがいいですよ^^
植物標本の作り方はこちらを参考にしました↓
引用元:植物標本のつくり方
まとめ
夏休みの自由研究で植物採集をやったことで、娘からすれば、普段、登下校などで使う道にある身近な植物の名前が分かって、より毎日が豊かになったようです。
植物を見かけるたびに名前を連呼して、知識が増えたことを実感しているようでよかったです^^
また、1日1つずつ作成して、ファイルを1冊分仕上げる達成感も得られたようで、親としては嬉しい限りです。
そして図鑑や辞書などを引いてものごとを調べるという、調べ学習の基礎も身につけられたのではないかと感じています。
今回やってみて思ったのが、1日1つずつ植物を集めていると、だんだん同じ植物ばかりしか見つからなくなってくるので、たまには遠征して、山間部や川岸にいくなどの工夫が必要かなと。
でも親子で、植物の知識が増え達成感が味わえたのは本当に良かったです。
今年の夏休みの自由研究でチェレンジされる方、楽しんでくださいね^^
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