献血でダイエット効果は期待できる?メリットを徹底解説
血液って不思議だなって思ったことはありませんか?人間に4つの血液型があって、占いや性格まで分類されてしまう血液。
しかし、体の血液が20%(5分の1)失われると人は死亡してしまうというくらい、人にとってはなくてはなくてはならないものです。
この大切な血液を待っている人がいる。
待っている人へ、自分の血液を活かすことができる献血。
献血をすることでダイエットが期待できる…としたら?
真実はどうなのでしょうか。
今回は、「献血でダイエット効果は期待できるのか」についてお伝えします。
献血のメリットの解説も参考にしてくださいね。
献血の効果でダイエットは期待できるのか?
大きな人助けとなる献血。
それなら自分の為にもメリットがあったらいいと思いませんか?
そこで気になるのが、献血にダイエット効果があるのか?
ってことなのですが・・・
残念ながら、献血で血液を抜いても、体の中の体液が減り体重が減ったにすぎないのです。
水分を摂ると元に戻ります。
また、献血で一時的に減った体重を維持するために何も水分を摂らないと、血液が濃くなり血栓ができやすくなってしまうことも。
なので、ひそかに期待していた、
献血でダイエット効果は期待できないということになります。
献血でダイエット効果は期待できなくても、デトックス効果は期待できそうです!
気になる献血の美容効果・デトックス効果について見ていきましょう。
献血は美容に効果的?
では、献血は美容効果があるのかお伝えしていきます。
美容の一つとして、体内から毒素や老廃物を取り除くデトックス効果という言葉を耳にしますね。
献血では血液を抜きますので、悪い血液を抜くデトックス効果が期待できるのではないかという発想が浮かびます。
人間の体の血液は、体重の13分の1。
50㎏の人で3.8Lになります。
献血の全血献血では、400mlの血液を抜くことになります。
この時、400ml献血をしたことでデトックス効果によりむくみが解消した…など聞きますが、一過性でしかないのです。
ただ…
血液を抜くことで、すぐに血液の同じ成分が作られることを考えると、血液の成分の代謝が早くなり、デトックスによるアンチエイジングの期待はできるかもしれません。
病院では瀉血(しゃけつ)と言って血を抜くことが治療となる病気もあります。その一つが多血症です。多血症は血液中の赤血球の数が増えすぎてしまう病気です。そのため、血を抜くことで体の中の血液の濃度を減らす治療をする人もいます。血液の濃度は人それぞれです。濃度が濃くなりすぎても薄くなりすぎても体の不調につながります。
献血の美容効果に期待するというより、社会貢献をすることで人のお役に立つという心の平穏が内面美容につながる。
そして、血液が入れ替わるデトックス効果で恩恵を受けることができる…と考えたほうがよさそうですね。
献血のメリットとは?
「せっかくダイエットや美容と思い献血したのに、自分へのメリットはどこにあるの?」
…と、思っていませんか?
ならば、これから先を期待して読み進めてください。
今から献血の最大のメリットお教えします!
視点を変えて献血を考えると分かる事。
それは、血液型と一般的な検査データが無料で、できるということです。
もう一度言います。
献血の最大のメリット無料で血液型と生化学検査・血球計数検査ができる。
いかにメリットがあるか、金額にしてお伝えしますね。
病院で血液型を調べるといくらかかると思いますか?
- 保険適用で1000~3000円
- 自己負担では5000円
また、
合計すると
自己負担:7500円
になります。
いかがですか。
これらすべてが、献血をすることで無料で検査して分かるのです。
献血についての体重や年齢のことなど基本情報は、こちらに詳しくまとめていますので参考にしてくださいね。
⇒献血に体重制限あるって本当?年齢や身長は関係あるの?
献血の検査結果はいつ届く?
検査結果は、献血して1週間くらいすると自宅に届きます。
※上記の画像は、私の検査結果です。
献血前採血で異常値を言われ病院を受診し、病気の早期発見につながった人もいます。
しかし現状は、採血をする機会はなかなかないですよね。
特に健康な人は、お金を出してまで採血をする人は少ないと思います。
会社の人間ドックや検診で検査していることが、ほとんでではないでしょうか。
だからこそ、献血の最大のメリット!とお伝えしたいのです。
他にも、お菓子やジュース、アイスクリーム(献血終了後に1回でした^^;)など食べ放題や景品もメリットになりませんか^^
まとめ
今回は、献血効果でダイエットは期待できるのか迫ってみました。
答えは、献血で美容やダイエットに直結…なんて夢のような話ではなかったですね。
でも、献血は人の命を救うことのできる素晴らしい行為であることは確かです。
献血ルームには、ジュースやお菓子、ビデオが完備されておりストレス発散のできる空間とも言えます。
そして何となく献血をしたつもりでも、輸血で助かった人やその家族にとってみれば、感謝しかありません。実際に、私も家族の一命を輸血により救われた一人ですから。
知らず知らずのうちに人助けができる魔法の時間。
私は、献血車や献血を呼びかけるのぼりを見かけると献血をしたくなりますし、今ではライフワークの一つになっています^^
献血でダイエットや美容など直接的な効果は期待できないかもしれませんが、人の温もりは実感できるのが献血だと思います。
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