離乳食にバナナは生でもOK?与えるならいつ頃から?加熱する理由も

赤ちゃん バナナ

日々成長していく我が子。
生後5ヶ月を過ぎると母乳やミルクだけの毎日から徐々に離乳食が始まります。

離乳食に使われる果物の代表格にバナナがありますが、このバナナ…赤ちゃんに与えるときは生でも大丈夫なのか心配になったことありませんか?

離乳食の本や、市で配布されているパンフレット、ネットで調べてみると答えはバラバラ。

なので、初めてのママさんにとっては不安になるのでは…と思い、子育て歴17年の私が「赤ちゃんにバナナは生で与えてもいいのか?与えるならいつ頃から」についてまとめてみました。それでは、経験談を交えながらお伝えしていきますね^^

 

離乳食にバナナの生を与えるならいつ頃から?月齢に合わせた与え方

赤ちゃん バナナ いつ頃から
 
 
赤ちゃんにバナナを生で食べさせるなら、いつ頃からがいいのか気になるところです。

 

バナナは初期の5ヶ月とか早い段階から主食並みに与えてOK!と書いてる本もあり、必ずしも生はダメだということはありませんよ。

 

ですので、赤ちゃんの状態を見ながら少量ずつ与えて試してみるといいですね。

チェックポイントは嫌がってないか?下痢してないか?など。

 

与える場合、月齢に応じた段階がありますので是非参考にしてくださいね。

 

離乳食は大きく分けて次の3つのステップになります。

  • 離乳食初期ゴックン期:5、6ヶ月
  • 離乳食中期モグモグ期:7、8ヶ月
  • 離乳食後期カミカミ期:9、11ヶ月

 
 
ここで初期から中期、後期へと離乳食を楽しく進め、赤ちゃんの「のむ」「食べ物を取り込む」「塊をつぶす」「飲み込む」などの機能の発達を手助けする与え方を見てみましょう。

 

離乳食初期ゴックン期(5、6ヶ月)の与え方

食べ方の目安:1日1回1さじからスタート。

 
 

月齢が5~6ヶ月を過ぎた赤ちゃんは、母乳やミルクなどの「のむ」から「すりつぶした状態のものを飲み込む」ことを練習していきます。

 

離乳食の形状:なめらかにすりつぶした状態にしましょう。

 

離乳食中期モグモグ期(7、8ヶ月)の与え方

食べ方の目安:1日2回を目安に、舌と上あごでつぶす動きができるようになって、もぐもぐができるように進めていきます。

 
 
7~8ヶ月を過ぎてくると「塊をつぶす」ことができるようになってきます。

 

離乳食の形状:舌でつぶせるくらいの固さ(豆腐くらい)

 

離乳食後期カミカミ期(9、11ヶ月)の与え方

食べ方の目安:1日3回を目安に、もぐもぐが上手にできるようになり舌が左右に動くようになったら進めていきます。

 
 

9~11ヶ月を過ぎてくると「歯茎で噛みつぶして食べられる」ようになってきます。

そして、家族と一緒に食事をする楽しさを体験したり、家族の食事を取り分けて食べることができるようになります。

 

離乳食の形状:歯茎でつぶせる固さ(バナナくらい)

 

よく離乳食にバナナを与える時加熱したほうが良いと言われますが、なぜ加熱したほうが良いのか?次でお伝えしていきますね。
 


 
 

離乳食にバナナは生で食べさせても大丈夫!?加熱したほうがいい理由とは?

赤ちゃん バナナ 生 加熱
 
 
赤ちゃんの離乳食に重宝する食材の一つにバナナがあります。

 

娘が赤ちゃんのときは、当然のごとく生でよく食べさせていたのですが…離乳食の本など改めて見ると、初めて与えるときは加熱が推奨されているようです。

 

加熱したほうがいい理由としては

  • 殺菌のため
  • 消化を助ける
  • アレルゲンを軽減させる

などが挙げられます。

それぞれ詳しくみていきましょう!

 

加熱したほうがいい理由:殺菌のため

どんなにきれいにも見える食材でも雑菌は付いています。
ですので、赤ちゃんに安心して食べさせようと思うと滅菌処理は最優先。

 

大人だったらそのまま食べても大丈夫な菌でも、抵抗力の低い赤ちゃんの場合ですと、食中毒を起こす心配があります。

 

例えばサラダなどの生食で美味しいレタスやトマト。

 

この場合も加熱することで滅菌されますので、赤ちゃんに安心して食べさせることを考えると、加熱処理は望ましい調理方法だと言えます。

 

加熱したほうがいい理由:消化を助けるため

赤ちゃんの消化機能はまだ未熟なので、食べたものが消化されないときもあります。

 

生のものは消化するために胃腸に負担をかけるので、胃腸の働きが未熟な赤ちゃんには大変なことなのです。

 

しっかり加熱して軟らかくすることで消化しやすくなり、胃腸の負担も軽くなるというわけです。

 

加熱したほうがいい理由:アレルゲンを軽減させる

生の果物の場合アレルギーが起こる可能性があると言われています。

 

加熱することで、アレルギーを軽減させることができ、しっかり火を通すことでアレルゲンの度合いも低くなります。

 

アレルギーの心配がない場合でも、もしものことを考え加熱すること推奨しています。

 

離乳食にバナナを使うときのポイントと簡単レシピ!

赤ちゃんの離乳食にバナナは便利なので使いたいけど、与える量ってほんの少しですよね。

 

ママさんがバナナ好きなら残ったバナナはパクリと食べちゃえばいいのですが、苦手な場合はどうしようか…考えてしまいませんか?

 

そこでおすすめなのが冷凍です。

そう、バナナを冷凍しちゃうんです。

 

よくバナナを解凍するとベチャベチャ、グニュグニュになってしまう…って方が多いと思うのですが、それは1本全部を解凍するから。

 

使う分だけ解凍すれば問題ありません。
しかもバナナが黒ずむこともないので。

 

皮をむいて生のままラップで包んで冷凍し、いる分だけすりおろして使います。

これなら簡単ですよね^^
 
 
それではバナナを使った簡単レシピを紹介します。

 

バナナのほうれん草あえ

■材料

  • ほうれん草ペースト状にしたもの 小さじ2
  • バナナペースト状にしたもの 小さじ2

 
 

■作り方
1.バナナは生でしたらスプーンで潰してなめらかにする。

2.ほうれん草は柔らかめに茹で、すり鉢などでなめらかにすり潰します。

3.1と2を混ぜ合わせれば完成です。

 
 

バナナは冷凍しているものをおろして使ってもいいですよ。

 
 

ほうれん草は大人の献立(ほうれん草のおひたしなど)で茹でる時、一部を離乳食用に柔らかめに茹で、フードプロセッサーやすり鉢でペーストを作り保存袋で冷凍しておくとあとが便利です。

 

保存袋に入れるときは薄めに広げ、使う分量に筋目を入れておくと冷凍しても簡単に割れ、使いやすいですよ。

 

バナナの潰し方をやや大きめに、茹でたほうれん草はみじん切りにすることで、離乳食中期以降にも登場させることが出来ます。

 

つづいて、超簡単とろとろバナナです。
我が家では離乳食とは無縁になりましたが、定番レシピとしてフル登場しています^^

 

超簡単!とろとろバナナ

バナナを輪切りにして耐熱容器に入れラップしてレンジでチン。
加熱しているのでフォークで簡単につぶせて、とろとろバナナの出来上がり!

 

そのままでも甘くて美味しいのですが、ヨーグルトに混ぜたり、上で紹介したほうれん草と合わせてもいいですよ。

まとめ

今回は、「離乳食にバナナを与えるとき生でもいいの?」についてお伝えしてきました。
 
 
はじめての子育てとなるとわからないことだらけ。
大人だったら大丈夫なことも、相手が赤ちゃんとなると慎重になりますよね。

 

離乳食を始める5ヶ月頃から、赤ちゃんにバナナを生で与えても大丈夫なことはお伝えしてきました。

最初はごく少量からチャレンジし下痢していないか確認しましょうね。

 

なかには体質や体調によって強い症状(発疹や嘔吐、下痢など)が起こることがありますので、様子を見ながら焦らず行うのがポイントです。

 

うちの子は、離乳食スタートは6ヶ月くらいでした。

はじめから生バナナは大丈夫だったのですが、加熱して甘みが増したとろとろバナナは大のお気に入りになり、登場するたびに目をキラキラさせてパクパク食べてました。

 

赤ちゃんって甘いものへの食いつきはとてもいいんですよね^^

 

9ヶ月くらいになると、一日に中くらいのバナナ1本を目安に2回に分けて与えていました。

 

繰り返しになりますが、

バナナを生で赤ちゃんに食べさせるときは、まずは少量からスタートして、赤ちゃんが嫌がっていないか?下痢はしていないか?をチェックしてはじめてみましょうね。

 

赤ちゃんの美味しいもの食べたときの満面の笑みは最高の癒やしです♪
 


 
 

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