亜麻仁油で腹痛や下痢になる?効果的な摂り方を紹介!
美容と健康に良いと大人気の亜麻仁油!
私も、毎日ほんの少量ずつ摂取しています。
体に良いとされる亜麻仁油ですが、摂り過ぎると腹痛や下痢などの副作用が現れることがあります。
そこで今回は、亜麻仁油を摂り過ぎた場合の副作用と効果的な摂り方を紹介します。
目次
亜麻仁油を摂ると腹痛や下痢を起こすって本当?
亜麻仁油を摂り過ぎると、腹痛や下痢を起こすことがあるのは本当です。
亜麻仁油の取り過ぎによる副作用に触れる前に、亜麻仁油の基本情報を見ておきましょう。
亜麻仁は、中央アジア原産の亜麻という植物の種子です。亜麻仁油は、亜麻仁から取った油です。
亜麻仁の民間療法のおける一般的な用途は、下剤です。
また、ドイツのコミッションE(ドイツの薬用植物の評価委員会)は、慢性の便秘に対する亜麻仁の使用を承認しています。
尚、Nordstrom DC, Honkanen VE, Nasu Y, Antila E, Friman C, Konttinen YT の研究では、亜麻仁油の摂り過ぎは、下痢を引き起こす可能性があるとされています。
亜麻仁油は、下剤として使用される亜麻仁から作られています。
これで、亜麻仁油を摂り過ぎると、下痢や下痢に伴う腹痛が起こる理由がお分かりいただけたのではないでしょうか?
亜麻仁油の効果的な摂り方とは?
ところで、亜麻仁油はなぜ体に良いとされるのでしょうか?
亜麻仁油は、オメガ3系脂肪酸と呼ばれる必須脂肪酸の一つです。
脂質は私たちの体に不可欠の栄養素ですが、その中でも必須脂肪酸は、体の中で作ることができず、食事から摂取しなければなりません。
オメガ3系脂肪酸が多く含まれているのは、サケ、マグロ、サンマ、ブリ、イワシなど脂肪が多い魚やカニ、ムール貝、カキなどの甲殻類です。
しかし、魚介類を食べる機会が減っている現代では、オメガ3系脂肪酸の摂取が足りていません。
そこで、簡単にオメガ3系脂肪酸が摂れる亜麻仁油が注目されているのです。
次に、亜麻仁油などのオメガ3系脂肪酸の効能に触れておきましょう。
亜麻仁油 オメガ3系脂肪酸の効能
オメガ3系脂肪酸には、
- アレルギー症状の改善
- 血液サラサラ効果
- 動脈硬化脳梗塞・心筋梗塞・高血圧の予防
などのすごい効能があります!
また、数々の論文で、免疫機能の改善や促進にも効果があると発表されています。
ただ、亜麻仁油は私たちの強い味方ですが、弱点もあります。
それは、亜麻仁油に含まれているα-リノレン酸という脂質がとても酸化しやすいという点です。
酸化した脂質は過酸化脂質と呼ばれていて、体に悪影響を及ぼす有害な物質です。
せっかく健康効果を考えて亜麻仁油を摂っても、酸化していては逆効果になってしまいます。
酸化は、熱や光に当たることで進行します。
従って、亜麻仁油は焼く・炒める・揚げるなどの加熱料理に使用してはいけません。
また、開封後は冷蔵後に保管し、3ヶ月以内に使い切るようにするのが理想的です。
毎日の使用量を考慮し、小さ目のボトルを購入する方が良いでしょう。
我が家で使っている亜麻仁油がこちらです。
味にクセがなく使いやすいので気に入っています^^
続いて、亜麻仁油の効果的な摂り方を紹介します。
亜麻仁油の効果的な摂り方
亜麻仁油は熱に弱いので、火にかけるのは厳禁です。
サラダなどにかけて生で摂取するようにしましょう。
ただし、温かい料理でも食べる直前にかけるのはOKですから、みそ汁やスープにかけるのもおすすめです。
亜麻仁油の1日あたりの使用量は、
小さじ1杯(4g)までにしてくださいね。
次に、亜麻仁油の効果や風味を生かしたアレンジレシピをお伝えしましょう。
亜麻仁油を使った簡単レシピ
それでは亜麻仁油を使った簡単レシピを紹介します。
まずは亜麻仁油のヨーグルトソース仕立てです。
■亜麻仁油ヨーグルトソース(4人分)
スティック野菜のディップや蒸し鶏などのソースとして使えます。
材料
- 味噌 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- ヨーグルト 大さじ3
- 亜麻仁油 小さじ1
作り方は簡単!
味噌(大さじ1)と砂糖(小さじ1)をしっかり混ぜ、ヨーグルト(大さじ3)を加えます。
最後に亜麻仁油(小さじ1)を混ぜ入れれば完成です^^
つづいて、亜麻仁油の玉ねぎドレッシングを紹介します。
■亜麻仁油玉ねぎドレッシング(4人分)
和風味なので、お豆腐やお刺身にかけても美味しいです。
材料
- 玉ねぎ 1個
- 米酢 大さじ2
- しょう油 大さじ2
- 亜麻仁油 大さじ2
作り方
1 玉ねぎ(1個)をスライスして、ボールなどの容器に入れておきます。
2 米酢(大さじ2)、しょう油(大さじ2)、亜麻仁油(大さじ2)を混ぜて、玉ねぎの入った容器に入れてよく混ぜます。
最後に、簡単で私がやっているおすすめの亜麻仁油の摂り方は「納豆+亜麻仁油」です!
我が家ではほぼ毎日納豆を食べるのですが、亜麻仁油を入れしっかり混ぜると粘りが強くなり、糸引きがきめ細かくふわふわになって美味しいんですよ^^
ちなみに納豆に入れるのは、
- 納豆 1パック
- 卵黄 1個分
- ネギ 多いほうが美味しい
- 亜麻仁油 小さじ1
しっかり混ぜるのがふわふわで美味しい納豆のコツですよ♪
まとめ
今回は、亜麻仁油を摂り過ぎた場合の副作用と効果的な摂り方を紹介しました。
私は、サラダに使うか、食べる直前に味噌汁やスープに数滴垂らす方法で摂取しています。
体に良い亜麻仁油ですから、保管方法や摂取量に注意しつつ、毎日少しずつ摂取するようにしましょうね!
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