卵の賞味期限が1ヶ月を過ぎてた!ゆで卵なら大丈夫?

卵の賞味期限切れ

10個入りパックの卵。
特売日でついつい買いすぎて気がつけば

「賞味期限が切れていた~~しかも1ヶ月過ぎてるじゃないの!!」
なんてことありませんか?

賞味期限が切れた卵はどうしますか?
「捨ててしまう?」

捨てるにはもったいない気もしますね。

でもご安心を!
卵は意外にも日持ちする食材なんですよ。

すぐに捨ててしまわないためにも、卵の賞味期限について知っておくことは大切ですね。

今回は、「卵の賞味期限が1ヶ月を過ぎてもゆで卵なら大丈夫なのか」についてお伝えしていきます。

そしてゆで卵にした場合の保存方法やゆで卵の賞味期限についても後半でご紹介していますので、是非参考にしてくださいね。

 

卵の賞味期限が1ヶ月過ぎても大丈夫?

卵の賞味期限が切れて1ヶ月が過ぎていても、冷蔵庫で10℃以下の保存であれば大丈夫です。とは言え、賞味期限を過ぎたら早めに使いましょう。

 

もし割ってみて、黄身が崩れていたり、白身の色が変わっていたりした場合は腐っている可能性が高いので処分してくださいね。

 

そして加熱して食べるのが絶対条件です!

 

賞味期限を過ぎた卵の加熱調理の条件

  • 70℃1分以上の加熱
  • 他の食材と混ぜる場合、75℃1分以上の加熱

になります。

 

賞味期限が過ぎた卵の調理は、十分に黄身も白身も固くなるまで火を通しましょう。

 

そもそも卵の賞味期限は
安心して生食できる期間のこと。

 

ですので、賞味期限が切れてるからと捨てるのはもったいないことですよね。

次では卵の賞味期限についてみてみましょう!
 


 
 

卵の賞味期限をチェック!

卵には賞味期限が記載されています。

卵の賞味期限
 
 
このようにパックに表示されている場合や、卵一つ一つにシールが貼られています。

 

ではこの卵の賞味期限の目安は、

  • 夏期(7~9月)が産卵後16日以内
  • 春秋期(4~6月、10~11月)が産卵後25日以内
  • 冬季(12~3月)が産卵後57日以内

になります。

 

上記の日数はどのようにして決まるのかと言いますと、

 

卵の中には「サルモネラ菌」という食中毒の原因となる菌が存在しており、このサルモネラ菌の増殖が起こらない期間は、卵の保存温度によって決まります
 
 
だから季節によって賞味期限が違っているんですね!

しかし実状は、採卵日から2週間(14日)程度を、年間を通して賞味期限とされているところが多いようです。

 

そう言えば、私が購入した上の画像のパックの表示も採卵日から2週間後になっていますね。

 

賞味期限切れの卵!ゆで卵なら大丈夫?

ゆで卵 賞味期限
 
 
賞味期限を過ぎた卵は加熱調理が絶対条件なので、固ゆで卵なら大丈夫です。

 

この固ゆで卵がポイントなのです。
半熟ゆで卵ではダメですよ。

なぜなら、半熟ゆで卵は言ってみれば「」の状態が一部残っているわけです。

 

卵を食するとき、注意するのがサルモネラ菌による食中毒。

 

賞味期限はこのサルモネラ菌の増殖が起こらない期間でもありますので、この期間を過ぎているということは、サルモネラ菌の増殖が起きている可能性が高いということ。
 
 
しかしサルモネラ菌は75℃以上の熱に弱いので加熱して食べれば大丈夫ですよ。

 

ですので賞味期限切れの卵は

  • 半熟ゆで卵は食べちゃダメ!
  • 固ゆで卵なら大丈夫なのです。

 

ゆで卵の保存方法と賞味期限

ゆで卵 保存方法
 
 
ゆで卵を保存する際は、保存温度や殻の割れの有無によって違ってきます。

 

固ゆで卵の場合

  • 5℃で2~3ヶ月
  • 10℃では3週間
  • 室温(25℃以上)3~7日間程度

の期限であるとされています。

 

殻をむいた場合

殻付きの3分の1から2分の1程度ですから

  • 5℃で20日~1ヶ月
  • 10℃では1週間
  • 室温(25℃以上)1~2日間程度

 

 

一般家庭では固ゆで卵の場合

10℃(冷蔵庫)保管で殻にヒビのない場合3~4日

ヒビが入っている場合は食べるのを控え、殻をむいたものはその日のうちに食べましょう。

 

よく、ゆで卵の状態にして保存する人…ということを聞きますが、実はゆで卵は生の卵よりも腐りやすいんですよ。

卵は熱を加えると菌と戦ってくれる酵素の働きがなくなり、菌が死滅しにくくなります。

ですので長期保存する場合は、生のままで保存してくださいね。

 

またヒビが入ってしまっているものは、そこから菌が入り込む危険があるので早く使ってしまいましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
卵は日持ちする食材なので、賞味期限が切れても加熱調理すれば安心して食べることができましたね。冷蔵庫で10℃以下の保存であれば1ヶ月過ぎても大丈夫でした。

 

そして賞味期限切れの卵を使う時に気をつけることは、しっかり全体に火が通るように調理することでしたね。必ず守ってくださいね^^

 

また卵の殻には実は無数の小さな穴が開いています。
殻に水滴がついていたりすると、雑菌が水と一緒に殻の中に入ってしまう可能性があります。

 

卵を長持ちさせるには、尖っている方を下にして、生のまま水分がつかないようにして冷蔵庫内で保存するのがベストです。

くれぐれも賞味期限切れの卵を、卵かけごはんに使わないように注意してくださいね^^;
 


 
 

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