シナモンの摂取量1日の適量は?過剰摂取による副作用に注意!
美容と健康に良いとされるシナモン。
美肌効果やダイエット効果も期待されるとなると、気合い入れて摂りたくなるのはわかりますが、そもそもシナモンの1日の摂取量が決まっているのは、なぜだと思いますか?
そこで今回は、シナモンの摂取量1日の適量や効果を実感するのはいつ?や過剰摂取による副作用についてお伝えしていきます。ぜひ参考にしてくださいね。
では、シナモンの1日の摂取量からみていきましょう!
シナモンの摂取量で1日の適量は?
それではシナモンの適量はどのくらいかと言いますと…
※長期に渡って1日10g以上摂取し続けると肝機能に障害が出ると言われていますので、くれぐれも注意しましょう!
このシナモンの1日の摂取量については、ドイツ連邦リスクアセスメント研究所で定められた値を参考にしています。
ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)が、耐容1日摂取量(人が一生涯にわたり摂取しても健康への影響上問題ないとされる1日当たりの摂取量)を、体重1キログラム当たり0.1ミリグラムに定め、注意喚起をしました。
引用元:東京都福祉保健局
そしていつも迷ってしまうのが、シナモンパウダーの一振りは何グラムなのか…ではないでしょうか。
スパイスのメーカーに確認したところ、市販されているシナモンパウダー(瓶入り)の一振りは、約0.1g になります。
※シナモン一振りの量は(株)ギャバンに問い合わせをし確認したものになります。
↓返信メールの一部抜粋がこちら。
弊社「シナモンパウダー13g瓶」につきまして、一振り軽く振っておおよそ0.02g~0.12gでございます。
お客様により振り方・力の入れ具合が異なると思いますので、一概にはお伝えできませんがおおよその目安となります。
例えば、こんな感じで毎日の食事に摂り入れてみてはいかがでしょうか。
- ミルクティーに。
- シナモントーストでいただく。(砂糖とシナモンパウダーを混ぜ合わせると、シナモンシュガーになります)
- 仕事の合間、試験勉強で集中したいときコーヒーに入れて。
- 就寝前、豆乳に一振り!
- お料理に。
他にもシナモンの美味しい食べ方の詳しい記事はこちらをどうぞ。
つづいてシナモン効果を実感する摂り方や期間についてお伝えしますね。
シナモン効果の実感はいつくらいから?
ここで気になるのが
「シナモンはどのくらい摂ったらいいの?」
「シナモンの効果を実感できるのはいつくらいから?」
などですよね。
摂取量は先ほどお話ししたように、1日0.6g~3gを目安に!ということでした。
そしてシナモンの効果ですが、摂取後2~3時間で徐々に発揮されてきます。
しかし、効果が持続されないのが難点。
一度に1日の摂取量を摂るよりは、数回に分けて摂取するほうが効果を持続させやすいです。
なので私の場合、1日に3~4回に分けて摂っています。
コーヒーにシナモンを一振り。
仕事前に飲むようにしているのですが、頭がスッキリして記憶力や集中力がアップします。
タイピングミスが減りますし、文章をまとめるスピードが格段にアップ!←驚きの事実。
日増しに、シナモン効果を実感していきます^^
最近では、熱中症対策としてルイボスティーを飲んでいるのですが、この時もシナモンを2~3振りします。
何より、シナモンを摂り初めてから左頬の上にできていたシミが薄くなりだしてきたのには驚きです。
もちろんすぐに効果がでたわけではないですよ。
シナモンを毎日摂取し始めてから半年くらい経ってからでした。
次では「クマリンの耐容1日の摂取量って、シナモンの摂取量とどう関係あるの?」についてお伝えしていきます。
クマリンが何モノか知らないと、納得できませんからね。
シナモンの過剰摂取による副作用に注意!
シナモン特有の甘い香り。
この香り成分がクマリンです。
しかし、このクマリン。
ちょっと厄介でして過剰摂取すると、肝障害を起こしてしまいます。副作用の一番の原因は過剰摂取によるところが多いんですよ。
ということで、シナモンの1日の摂取量を定め、注意喚起しているわけです。
シナモンは1日の摂取量が定められているので、適量を守りシナモン効果を実感してくださいね^^
そしてクマリンの含有量は、シナモンの種類で大きく違ってきます。
次は、シナモンの種類についてお伝えしますね。
セイロンシナモンとカシアでは適量が違う?
シナモンの種類により、クマリンの含有量が大きく違います。
まず、クマリンの含有量をお伝えする前に、シナモンの種類を紹介しますね。
シナモンの原料になる植物は
- セイロンシナモン
- カシア
2種類あり、どちらとも、樹皮が香辛料として利用されます。
では、それぞれの特徴をみていきましょう!
詳しく見るとそれぞれ違いがあるのですが、市販されているシナモンは、内容がどちらであってもラベルは「シナモン」と表示されています。
セイロンシナモンを入手したいときは、「セイロンシナモンやスリランカシナモン」であることを確認しましょうね。
私の住んでいるところは田舎なので近くにスパイスを専門的に取り扱っているお店がありません。
なので通販で購入しています。
いつも利用しているショップがこちら↓
シナモンの特徴がわかったところで気になるのが、セイロンシナモンとカシアではクマリンの含有量が全然違うこと。
東京都が行った調査が以下のとおりです。
東京都が平成19年度に行った、「市販されているシナモンスパイスやシナモンを含む食品のクマリン含有量」についての調査結果によると
- セイロンシナモン 13.7ppm
- カシア 3257.5ppm
- シナモンを含む菓子 19.7ppm
- サプリメント 2640.0ppm
が検出されました。
※1ppmとは、1キログラムの食品から1ミリグラムのクマリンを検出すること。
ご覧いただいたとおり、セイロンシナモンとカシアでは含有量が驚くほど違いますね。
カシアにはクマリンの含有量が多いのですが、1日の摂取量を超えなければ問題ありませんので、あまり神経質になる必要はありません。
シナモンが血糖値や血中脂質を改善することがTVなどで取り上げられ、一時期、スーパーのスパイスコーナーのシナモンが売り切れ状態が続いたほどです。
そして、シナモンのサプリメントは、糖尿病の人やダイエットしたい人向けに販売されています。
シナモン効果を期待するあまり、適量を超えて多量に飲んでしまい結果、過剰摂取により副作用の症状が起きるなどの、最悪のケースになります。
くれぐれも、過剰摂取にだけは注意してくださいね。
それでは最後に、今回お伝えしてきたことをまとめておきましょう。
まとめ
■シナモンの摂取量で1日の適量は?
- 0.6~3g
- シナモンの一振りは約0.1g
※長期に渡って1日10g以上摂取し続けると肝機能に障害が出ると言われていますので、くれぐれも注意しましょう!
■シナモンの過剰摂取による副作用に注意!
- シナモン特有の甘い香り成分がクマリンです。
- クマリンを過剰摂取することにより、肝障害を起こしてしまう。
- シナモンの副作用の一番の原因が過剰摂取によるもの。
■セイロンシナモンとカシアでは適量が違う?
- セイロンシナモン
- カシア
カシアは、セイロンシナモンよりクマリンの含有量が多いが、1日の摂取量を超えなければ心配ない。
セイロンシナモンは、カシアに比べると値段は高い。
市販品は、内容がどちらであれ「シナモン」とラベル表示されている。
いかがでしたか?
シナモンの効果は、アイスでも加熱しても変わらないのが嬉しいところです。
デザートや飲み物、そして料理といろいろ使えますので、上手に使って健康に…そして美肌になりましょうね^^
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