大人の高熱が続くときの原因や対処法!お風呂は入れない?
大人になって高熱が出てなかなか下がらなかったとき、不安になったことはありませんか?
大人になると子供に比べ、高熱が出ることは少なくなってきますが、出たときにはさすがに焦りますよね。
ですので、そうならないためにも高熱が出る原因や対処法を知っておくことは大切です。
今回は、大人の高熱が続くときの原因や対処法についてまとめてみました。
また、熱が出たときお風呂に入ってけないのか?についても、併せてお伝えしていきますので是非参考にしてくださいね。
大人の高熱が続くときの原因は?

大人であれば高熱を出すことはめったにありませんが、高熱が出るのは次のようなときです。
- ウイルスや細菌が体の中で増えるのを抑えるため
- 自分が持っている免疫の力を上げるため
つまり、体がウイルスや細菌と戦っている状態のとき。ですので、すぐに解熱剤で熱を下げてしまうことはあまりオススメできません。
高熱が出る原因で一番多いのは風邪のとき。
風邪の場合、熱が出るのは長くて4日ほどになります。それ以上続く場合は別の病気を疑ったほうがよさそうです。
◆大人の高熱の原因
- 風邪
- インフルエンザ
- 肺炎
- 咽頭炎
- EBウイルス感染症
- 悪性リンパ腫
などがあります。
大人になるとあまり病院には行かずに自力で治そう!と思われる方も多いと思います。
しかし、高熱が出て2日くらい続くようであれば、病院を受診することも選択肢の一つにしたほうがよさそうです。
他にも、高熱が出て激しい頭痛や腹痛、めまい、呼吸困難、痙攣などがある場合は我慢せず救急車を呼びましょう。
大人の高熱が続くときの対処法は?
それでは、高熱が続くときの対処法をつづいて紹介します。
①水分補給を心がける

高熱のとき大量に汗をかいて体の水分が失われるので、脱水症状にならないよう水分補給は欠かせません。
この時におすすめなのが、麦茶や経口補水液またはスポーツドリンクです。
麦茶には、ビタミン・ミネラルが含まれていることが多いので、同時に栄養補給もできます。
経口補水液やスポーツドリンクには、ナトリウム・糖分が入っているので、高熱で大量の汗をかき失われた水分と電解質を栄養補給することができます。
②体を冷やす

高熱が出ているときは、次の3ヶ所の太い動脈を冷やすのが最も効果的です。
- 首の動脈(頚動脈・けいどうみゃく)
- ワキにある動脈(腋窩動脈・えきかどうみゃく)
- 太ももの付け根にある動脈(鼠径動脈・そけいどうみゃく)
冷やし方は簡単!
保冷剤を当てたり、保冷のジェルシートを貼ればOKです。
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※早く熱を下げたいからといって、冷やしすぎには注意が必要です。
③しっかりと栄養を取る

高熱の時はあまり食欲がわかないことも多いですが、出来るだけ栄養のあるものを食べるように心がけましょう。
高熱が出たときは、免疫力を高めるビタミンCや、たんぱく質、粘膜を強化するビタミンAを積極的に摂りたいところです。
◆ビタミンCを多く含む食品
◆ビタミンAを多く含む食品
◆タンパク質を多く含む食品
これらの栄養素は、体を温めて胃にやさしい雑炊や煮込みうどんなどにすると摂りやすいですね。
ビタミンCは果物類にも含まれているので、どうしても食事でとりにくいときは果物を食べて補うといいですよ。
大人の高熱が続くときにお風呂入ってはだめ?
昔、風邪をひいて熱が出たらお風呂には入ってはいけないと言われたこと…ありませんか?
この考えは、昔の日本の住環境が関係していたと言われています。
昔の日本の住宅にはお風呂がなく、銭湯に行くことが当たり前でした。
熱いお風呂に入ると体力が消耗したり、家に帰る前に体が冷えて症状が悪化することが多かったからだと言われています。
今では住宅環境は大きく変わりました。家にお風呂があるのは当たり前に。
ですので「風邪の時お風呂に入っても大丈夫ですよ」と、お医者さんから言われることもあります。
38度以上の高熱のときは?
しかし、38度以上の高熱の時は違います!
高い熱がさらに上昇することになりますし、お風呂に入ることで体力が激しく消耗され、倒れたりする可能性もあります。
高熱時にはお風呂には入らず、治りかけになってから入るようにしてくださいね。
高熱で大量の汗!体をさっぱりさせるには?
高熱が出ると汗をたくさんかいて、体をさっぱりさせたいときがありますよね。
その時は、濡れたタオルで体を拭いたり、汗拭きシートで体を拭くとさっぱりするので試してみてください。

それでは電子レンジで作る簡単蒸しタオルの作り方を見てみましょう!
🚩簡単!蒸しタオルの作り方
①水に濡らしてしっかり絞ったタオルを、ロールケーキのようにくるくる丸めます。
②電子レンジ500w 1分加熱。(時間は加減してくださいね。)
③熱いので注意して取り出します。
※すぐに使う場合は袋に入れずにそのままチンします。
※水分が多く残っていると熱くなりすぎるので要注意!
お手軽にさっぱりするなら汗ふきシートが便利ですね。汗ふきシート、活躍するのは夏だけではありませんよ。
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刺激が少なく厚手で使いやすいので手放せません。
まとめ
大人になりなかなか高熱が出ることがなくなったとはいえ、寒い冬は高熱をだしてしまうこともあるかと思います。
いざという時焦らないためにも、高熱の原因や対処法を知っておくことは大切です。
普段からうがい・手洗い・しっかりと睡眠を取ることなどを心がけて、元気で春を迎えたいですね。
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