さんまの水煮缶詰の栄養や健康効果は?開封後の保存で気をつけること

さんまの水煮缶詰栄養効果

 
手軽に使えて、保存食としても重宝する缶詰。
何かもう一品…というときにも、缶詰があれば応用がきくし便利な食材です。

また、季節によって味わえない食材も缶詰なら手に入ります。
その一つが、さんまの水煮缶

さんまの水煮缶をイメージしてみると…
「骨が多いのでは?」
「さんまは旬に食べるもの!やっぱりさんまは、塩焼きのほうが栄養価は高いでしょう!?」

なんて独り言が聞こえてきそうです^^;

しかし
さんまの水煮缶詰には、生さんまと比べてお得なことがあったのです!

このことを知ると、あなたのさんまの水煮缶詰を見る目が変わってくるかも…。

そこで今回は、さんまの水煮缶詰の栄養や健康効果などについて紹介していきます。

さんまの水煮缶詰の栄養や健康効果

さんまの水煮缶詰栄養
 
 

生のさんまを焼くよりお得な事とは何でしょう。

それはさんまを缶詰にすることで、普通に調理するよりも特定の栄養素を多く摂取することができること。

 

さんまは栄養豊富な食材で、こんなにも多くの栄養素を含んでいます。

  • ビタミンA
  • ビタミンD
  • ビタミンE
  • ビタミンB2
  • DHA
  • EPA
  • カルシウム
  • 鉄分

 

中でも、焼いたさんまと比べ、
さんまの水煮缶のほうが多く摂取できる栄養素は以下のとおりです。

 

  • カルシウム
  • ビタミンD
  • 鉄分
  • DHA
  • EPA

になります。
 

その理由は…
缶詰の場合、加圧加熱殺菌により太い骨も柔らかくなり食べやすくなるから。

 

つまり、骨に含まれる栄養素を余すことなく摂取できるというわけですね。

 

ではその栄養素の効果について一つずつみてみましょう。
 

◯カルシウムの効果は、

  • 神経や筋肉の興奮性の調節することでイライラ抑える
  • ストレスを緩和
  • 高血圧や動脈硬化の予防

 

カルシウムは、骨や歯をつくる材料となります。
それだけではなく、生命の中心的役割を果たしているミネラルでもあるんですよ。

 
 
 

◯ビタミンDの効果は、

  • カルシウムやリンの吸収を助ける
  • 血液中のカルシウムをコントロール

 
ビタミンDは、カルシウムと一緒に取ることで効果を発揮します。

 
 
 

◯鉄分の効果は、

  • 貧血
  • 立ちくらみ
  • 疲れやすい

などの症状を緩和します。
 

鉄分は、全身の組織に酸素を運ぶ働きがあります。
 
 
 

そしてさんまに含まれる栄養で有名なものそれは、DHA、EPAです。

よく、耳にしますのでご存知だと思います。

 

DHA、EPAは、魚の脂多く含まれている栄養素で、調理すると20%ほど減少してしまいます。

 

しかし缶詰にすると、魚の油を逃がさず食べることができます。

 
 
 

◯DHA(ドコサヘキサエン酸)の効果は、

脳や神経の発達に関係し、

  • 記憶力と学力向上
  • 物忘れ予防
  • 視力の低下防止

などがあります。

 
 

◯EPA(エイコサペンタエン酸)の効果

  • 皮膚を丈夫にすることで皮膚炎を予防
  • コレステロールや中性脂肪を減少させる
  • 動脈硬化予防

などになります。
 
 

生のさんまを塩焼きにしていただくのは格別なこと…とはわかっています。

しかし、さんまの水煮缶詰ならではの「特定の栄養素を多く摂取することができること」も魅力ですよね。

 

このことを知っているだけでも、何か得した気分になりませんか^^

さんまの水煮缶詰は、わが家の常備品に欠かせない存在となっています。
 

 
 

さんまの水煮缶詰を食べるとき注意すること

さんまの水煮缶詰高血圧
 
 

生の秋刀魚より、水煮缶による健康効果が期待できることが分かりました。

 

しかし、缶詰を食べる時に気を付けたいことがあります。

それは、塩分が含まれている点にあります。

 

特にさんまは、脂分も多いので食べすぎは控えたいところです。

塩分を多く摂りすぎて、高血圧や動脈硬化のリスクは高まり、さんまの効果も台無しになります。

 

美味しくて便利なので、ついつい食べ過ぎてしまいます^^;くれぐれも摂り過ぎに注意ですね。

開封後に保存する場合気をつけることとは?

さんまの水煮缶詰容器
 

 

さんまの水煮缶詰の開封後は、外からの微生物の影響により腐りやすくなります。

なので、できるだけ早く食べることをおすすめします。

どうしても残してしまった場合、

フタのある別の容器に移しかえて冷蔵庫で保存しましょう。
保存期間2日以内
 
 

🚩缶詰類の開封後の保存方法ニッスイのQ&Aより抜粋一度開けてしまった缶詰は、生の食品と同じように取り扱ってください。器に移しかえてラップをするか、ふたのある容器に入れて冷蔵庫で保存し、2日以内にお召しあがりください。

開けた缶のまま保存するのは、中身が変質する可能性がありますのでおすすめできません。

http://www.nissui.co.jp/qa/answer/a054.html

 
 
さんまの水煮缶は食べやすいだけでなく、栄養効果も高いことがわかりましたね。
それはすべてを食べ尽くすことができるから!
 
 
生のさんまでも、ほぼすべて食べ尽くすことができまるのですが、あなたはさんまの内蔵は食べる派ですか?
 
 
実は、サンマの内臓には女性に嬉しいお肌への栄養がたっぷり詰まっていたんですよ^^
さんまの内臓は食べられる?知って驚き!美肌になる栄養とは?
 
 
それでは最後に、今回お伝えしたことをまとめてみましょう。

 

まとめ

■さんまの水煮缶詰の栄養や健康効果
・さんまを缶詰にすることで普通に調理するよりも特定の栄養素を多く摂取することができること。

・焼いたさんまと比べてさんま水煮缶詰で多く摂取できる栄養とは

  • カルシウム
  • ビタミンD
  • 鉄分
  • DHA
  • EPA

になります。

 

■さんまの水煮缶詰を食べるとき注意すること

・塩分の摂りすぎに注意。

 

■開封後に保存する場合気をつけることとは?

開封後の保存方法フタのある別の容器に移しかえ冷蔵庫で2日以内。

缶詰と聞くと、生のものより効果が落ちる印象を持ちますが、缶詰にすることで本来の栄養を余すことなく摂れます。

 

幼いころに「骨も残さずきれいに食べなさい」と母親から言われていました。

しかし、「骨まで食べたら、のどに骨が刺さって危ないよ。」と冷静に生意気な事を言っていたことを思い出します。

 

子供にカルシウムをしっかり取って欲しいという親心だったことは、自分が親になりわかったことです。

今考えると、骨を残さず食べる方法がちゃんとあるんですよね。それが缶詰です。

 

缶詰にすることで、骨まで残さず食べられる…こんな嬉しい話があったなんて、昔の私にも聞かせてあげたいです。

 

さんまを缶詰にすることで、カルシウム、ビタミンD、鉄分、DHA、EPAといった健康に良い栄養を手にすることができます。

 

手軽に取れて、保存もできる缶詰を食卓に取り入れることは、成長期の子供の栄養をサポートする忙しい母親の味方ですね(*^^*)
 
 

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