更年期障害と思ったら!検査は何科を受診?血液検査の費用は?
最近、このような症状は思い当たりませんか?
- 異常に寝汗をかくようになった。
- 顔だけがほてる。
- 体がかゆい。
- 腱鞘炎かも…
- 些細なことにイラッとする!
- 気分の落ち込みが激しくなった。
- 疲れやすい。
- 朝が起きれない。
- 何もしたくない。
- 突然泣き出してしまう。
- 人と話すのが億劫になった。
- 外出するのが面倒に感じる。
- 服装を気にしなくなった。
- ふと気づくと無表情でいる。
ここに挙げた症状は、私が更年期障害で受診する前の症状です。
思い当たる症状がありましたか?
もしかしたら更年期障害かも…と思ったとき、不安ですよね。
なにせ初めてのことですから…。
でも悩みながら自己判断していても、時間が解決してくれるわけではありません。
もしかしたら、更年期障害の症状に似ている他の病気が原因かもしれません。
精神的にも身体的にも楽になるためにも、まずは一歩踏み出してみましょう。
そこで今回は、「更年期障害かも?と思ったとき検査するのに何科がいいのか?どんな検査をするのか?費用はどのくらいかかるのか?」についてお伝えしていきます。
目次
更年期障害の検査は何科を受診する?
更年期障害かもしれないと思ったらまずは婦人科を受診しましょう。
これは私の失敗談で、
更年期障害の症状だと思わず、皮膚科や整形外科、心療内科など受診しドクターショッピングを繰り返していました。
しかし、改善しない症状に途方に暮れ、時間やお金を無駄に使った経験があります。
あなたはそうならないためにも、更年期が気になる年齢なら、まずは婦人科を受診することをおすすめします。
更年期障害の検査で受診する前にやることは?
更年期障害の症状をスムーズに伝えるためにも、受診する前にやってほしいことは
時系列で具体的にメモをとっておくこと!
私が初めて受診した時、緊張して今のつらい状況を伝えたくても何から話していいのか焦りました。
メモがあれば、書いてることを話せばいいので冷静に伝えることが出来ます。
どのようなことをメモすればいいのか?
私が問診で受けた内容は次のとおりでした。
- 最後の生理があったのはいつ?
- いつ頃から症状が出てきたのか?
- 最初、どのような症状だったのか?
- どのくらいの期間続いているのか?
- 生活に支障をきたしているのか?
- その時に思い当たるような環境の変化があったのか?
- 他にも症状はあるのか?あるとすれば、どのような症状なのか?
ひとまず、気持ちが落ち着いているときにメモしておくといいですよ^^
更年期障害の検査内容
更年期障害の検査は次のとおりになります。
- 問診と内診
- 超音波検査
- 血液検査
それぞれ詳しくみていきましょう。
私の場合、このような流れで検査が進みました。
次は、気になる初診の費用についてお伝えしますね。
更年期障害の検査:血液検査の費用はいくら?
更年期障害の検査内容は以下のとおりです。
- 問診と内診
- 超音波検査
- 血液検査
を行います。
ここでかかる費用なのですが、保険適用になりますので初診料込で5000円くらいでした。
決して安い金額ではありませんが、検査することで自分の体が今どのような状態なのかを知ることができるます。
そして、精神的不安から解放されるメリットは大きいですよ。
私は更年期障害の検査と併せて、子宮がん検診が自治体の補助(無料)で受けることができましたので検査しました。
各自治体により異なりますので、お住いの市町にお問い合わせください。
更年期障害の検査:血液検査でわかることは?
血液検査で、女性ホルモンの量を調べることが出来ます。
併せて、別の病気が隠れていないかもわかりますよ。
女性ホルモンのさらに詳しいホルモン検査は以下のとおりです。
- LH検査
- ES検査
- FSH検査
一つずつ詳しく説明しますね。
ES検査とは?
エストロゲンの主成分エストラジオール(ES)の濃度を測る検査です。
この検査により、卵巣機能の状態や更年期、閉経の可能性などがわかります。
30代~40代前半で、月経周期が正常ならエストラジオール値が約70~200くらいです。
閉経前後になると徐々に下がり始め、50以下を下回ると更年期障害の症状が出やすくなると言われています。
- 卵胞期前期 10~80
- 卵胞期後期 30~200
- 排卵期 100~400
- 黄体期後期 250以下
- 閉経後 ~30以下
※検査結果はドクターから説明がありますが、再度、確認したい時などにこの基準値を参考にしてください。
血液検査の結果はこれがすべてではありません。
時間の経過とともに変動しますので、定期的にチェックしていくことで女性ホルモンの変化に気づくことができます。
LH検査とは?
黄体形成ホルモン(LH)を調べる検査です。
LH値は、思春期後半から徐々に増加し、20代前半で絶頂期を迎えます。
閉経後は卵巣機能が低下するのに反比例してLH値は高く、更年期障害の症状が出始めます。
- 卵胞期 2~12
- 排卵期 10~90
- 黄体期 1~14
- 閉経後 6~60
FSH検査とは?
卵胞刺激ホルモン(FSH)を調べる検査です。
黄体形成ホルモン(LH値)と卵胞刺激ホルモン(FSH値)が同時に基準値より高い場合、
卵巣から黄体ホルモンが分泌されていないことがわかります。
すると、更年期障害の症状が出る可能性があります。
更年期前の正常時ではひとケタ台です。
更年期では 20~30 となり閉経が近いことを表します。
更年期障害の症状があらわれると、FSH値が急激に高くなるのが特徴です。
- 卵胞期:3~14
- 排卵期:4~20
- 黄体期:1.5~8
- 閉経期:25~140
血液検査の結果は、時間の経過とともに変化していきますので、状態を把握するためにも定期的にチェックすることをいいですね。
私は通院しなくなった今でも、一年に一回血液検査に行くようにしています。
それでは最後に、今回お伝えしてきたことをまとめておきましょう。
まとめ
更年期障害の検査は何科を受診する?
・40代半ばを過ぎ、思い当たる症状があれば婦人科を受診する。
◆受診する前にやっておいたほうが良いこと
・更年期障害の症状が出始めたときのことを、時系列でメモにしておく。
更年期障害の検査は何をする?
- 問診と内診
- 超音波検査
- 血液検査
更年期障害の検査:初診では費用はいくら?
・保険適用でき大体5000円くらい。
血液検査でわかることは?
・女性ホルモンの量
詳しくは
- ES検査…エストラジオール(ES)の濃度を測る。
- LH検査…黄体形成ホルモン(LH)を調べる。
- FSH検査…卵胞刺激ホルモン(FSH)を調べる。
いかがでした?
更年期の疑いが出始めたら、まずは婦人科を受診することが最善の策!
そして血液検査をすることで、客観的に体の変化を、もっと言えば女性ホルモンの変化を知ることが出来ます。
悩みの原因が明確になるだけでも、ずいぶん違いますからね^^
大切なのは、
自分のからだに、これまで以上に関心を持つことだと思いますよ^^
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