キャベツとレタスの違いは?味や見た目・栄養をわかりやすく解説!
見た目もそっくり、調理での使い方も少し似ているキャベツとレタス。
どちらも普段の食卓によく出てくる野菜ですが、野菜の扱いに慣れていない人からすると、どちらも丸く葉野菜であることから見分けがつかないかもしれませんね。
そこで今回は、キャベツとレタスの味や見た目、栄養などどういった違いがあるのかを解説していきます。
キャベツとレタスの違い!見た目や味はどう違う?
まずは、キャベツの見た目や特徴について説明していきます。
重さもずっしり重めで、葉が硬いのが特徴です。
対して、レタスの見た目や特徴は、
大きさはどちらも同じくらいですが、レタスの方が圧倒的に軽く、葉っぱは簡単に手でちぎれるほど柔らかいのが特徴です。
そして、最も違いが表れるのは茎の切り口です。
新鮮なキャベツやレタスは切り口がどちらも白いのですが、少し時間が経つとキャベツの茎はクリーム色になるのに対し、レタスの茎は赤みのある色へと変化していくのです。
キャベツとレタスの形をパッと見て違いを判断できない場合は、裏返して、茎の切り口を確認するのがおすすめです。
つづいて、キャベツとレタスの味の違いを見ていきましょう!
キャベツとレタス 味の違いは?
味の違いですが、まずはキャベツから。
どちらも葉野菜でサラダとして使ったり少し似ているのですが、キャベツは加熱することで甘味が出ます。
そのため
- ロールキャベツ
- ポトフなど煮込み料理や温かい料理にも使えます。
生のときには、しっかりシャキシャキしていたキャベツの葉も熱を加えることで、柔らかくしっとりした食感になるのが特徴です。
つづいてレタスです。
レタスは、サラダにすることが一般的ですね。
加熱すると苦味が出てしまうこと、そして葉がしなり、歯応えが失われてしまいます。
加熱してはいけないわけではないですが、チャーハンやスープに入れる際は熱を加えすぎないように注意が必要です。
二つの違いをよく理解し、それぞれに合った調理方法で使いましょう。
キャベツとレタスの栄養の違いは?
見た目は似ていても味には大きく違いがあったキャベツとレタス。同じ葉野菜でも調理方法が異なったり、使い方に工夫がいるようです。
それは、そもそもキャベツとレタスが違う種類の野菜であるということからも分かります。
キャベツはブロッコリーや大根、白菜と同じ仲間であるアブラナ科の野菜です。
レタスは、サラダ菜やゴボウと同じキク科の野菜なのです。
そのため、栄養価も多少ではありますが、変わってきます。
キャベツの栄養価は?
キャベツには、
- ビタミンC
- ビタミンU
キャベツに含まれるビタミンCには抗酸化作用があり、肌にツヤを与えてくれたり、老化防止に有効と言われています。
ビタミンUは別名キャベジンといわれキャベツ特有のビタミンで、胃の粘膜を保護し、新陳代謝を活発にしてくれるのです。
レタスの栄養価は?
レタスには各種のビタミンやミネラルがバランスよく含まれています。
なかでも、
- βカロテン
- ビタミンC
が豊富に含まれています。
ビタミンCの抗酸化力はキャベツのところでも紹介しましたが、βカロテンは免疫力をアップする栄養素として知られています。
働きとしては、視力の維持、乾燥肌の予防、風邪予防があげられます。
キャベツやレタスに含まれるビタミンは、加熱に弱いため、サラダにして生で食べることで摂取しやすくなりますよ。
キャベツやレタス、どちらも栄養価の高い食材です。美肌効果や免疫力アップのためにも、献立にうまく取り入れていきたいですね。
まとめ
今回はキャベツとレタスの違いについて解説しました。
料理をしなれている人にとってキャベツとレタスの違いは簡単ですが、普段あまり料理をしない人にとっては意外と難しいことかもしれません。
実際に手で持って重さを比較したり、茎の切り口を確認してみることで、その違いが分かるようになりますよ。
どちらも美味しく、栄養もあるのでそれぞれに合わせた調理方法で、上手に食生活に取り入れてくださいね。
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