仲人へのお歳暮はいつまで続ける?角が立たないやめ方とは?

仲人 お歳暮 いつまで

結婚式で仲人さんを立てた場合、普段親しいお付き合いがなくても、お歳暮を贈る方は多くいらっしゃると思います。

お歳暮は日ごろ御世話になった方への感謝の気持ちを表すもの。

とは言え、普段お付き合いのない仲人さんへ、お歳暮はいつまで続けるものなのか…悩みますよね。そして、一度始めたものを途中で終わりにするのは、とても勇気がいることです。

でも、どこかで決めないとずっと贈ることにもなりかねないですしね。

そこで、仲人さんへのお歳暮を終わらせるとき失礼のないよう、角が立たないやめ方が分かれば、勇気を持って一歩踏み出すことができると思いませんか?

そのためにも、仲人さんへのお歳暮のマナーを知ることは大切です。

今回は最初に、仲人さんへのお歳暮はいつまで続けるのがよいのかについてお伝えします。

それから、お歳暮をやめる時の角の立たないやめ方についてお伝えしていきます。是非参考にしてくださいね。

関連:お歳暮の上手な断り方4パターン!受取拒否はマナー違反?

仲人さんへのお歳暮はいつまで続ける?

仲人 お歳暮 いつま贈る

結婚して贈り物を何年贈るのがいいのか?

それは、3年間は行うというのが一般的なマナーになっています。

では、なぜ3年なのでしょうか?

それは、「石の上にも3年」という言葉があるように、夫婦も3年経てば、お互いが安定し絆も深まってきます。

新婚の二人に何か困ったことがあったとき、仲人が手助けをしてあげられるのは、夫婦の基盤が出来るまでと考えられているからだそう。

では、いざやめるとなると…
結婚式の時、その場限りで仲人さんをお願いした場合は、3年でやめることが出来そうですね。

しかし、職場の上司がお仲人だった場合などは、普段少しでもお付き合いがあるわけですから、色々考えると難しいわけです。

ここで、3年というのはあくまで目安です。
必ずしも、3年贈らなければならないというわけではありません。

いろいろな事情から、1年だけお歳暮を贈るということがあっても、それは構わないことなのです。

仲人さんへのお歳暮 やめるタイミングは?

仲人 お歳暮 断る タイミング

そこで、仲人さんへのお歳暮をやめるタイミングがあれば、少しは気持ちが楽になりますよね。

そのタイミングとしては、

  • 仕事で転勤するとき
  • 子供の進学

など、環境が変わったときが絶好のタイミングになります。

始めにも書きましたが、お歳暮は日ごろ御世話になった方への感謝の気持ちを表すものなので、日ごろから親しいお付き合いを仲人さんとされている場合は、長い間贈る…と言われる方もいらっしゃいます。

私の姉の場合なのですが、結婚前から仲人さんには色々お世話になっていたことから、仲人さんが永遠の旅立ちになるまでの30年近く、お歳暮を贈っていました。

やめる時の目安となるのは、やはり一般的なマナーと言われる3年でしょう。

その期間を超えた場合は、ご夫婦で話し合ってやめようと思ったときにやめる以外、方法はなさそうです。

仲人さんの方も、「もう贈らなくていいです」とは言いにくいかと思いますので、ご自身でやめ時を判断するしかないでしょう。

仲人さんへのお歳暮、角がたたないやめ方とは?

そこで、やめ時を判断するためにも、角の立たないやめ方を知るのは大切なことです。

年に一回でもお会いしたり、連絡を取り合うような間柄でしたら、何の音沙汰もなしにやめることは避けたほうがよいでしょう。

ましてや長い間続けている場合、急にやめてしまうと相手が心配してしまいますからね。

ですので、ここはスマートに行いましょう。

まずは順番があります。

少しでも連絡を取り合ったりしている場合は、贈る回数や金額を少しずつ減らしていく、といったやり方がおすすめです。

例えば…

・10000円の品物を送っている場合は5000円にする。(減額)
・熨斗の表書きを「御歳暮」ではなく「感謝」と書く。

こうすることで、こちらの気持ちを察していただけるでしょう。

そして、次の年はお歳暮は贈らず、年賀状か寒中お見舞いを送りましょう。

一気にやめようとすると、色々思い悩んでしまいます。

徐々に段階を経てフェードアウトしていくことで、やんわりと角が立たずにやめることができますよ。

お歳暮をやめるときは手紙を書いたほうがいい?

仲人 お歳暮 断り方  手紙

では、お歳暮をやめる時に書く手紙についてお話します。

書くか書かないかは、仲人さんからお歳暮のお返しが届いているかが、ひとつの判断基準になります。

◆毎回お返しがある場合

毎回お返しを贈ってくださる仲人さんであれば、いきなりやめるのは失礼ですね。

ですので、今回を最後する…と言うような内容の手紙を添えて、最後のお歳暮を贈るのが角が立たずにいいと思います。

◆お返しがない場合

毎回贈っていても、お返しがないようであれば、あえて手紙を書く必要はないと思います。

手紙を受け取るほうも、「ご丁寧に」と感じられることもあれば、「わざわざ言わなくてもいいのに」と感じられる方もおられると思います。

私の場合、結婚式を挙げていないので仲人を立てる機会にめぐまれなかったのですが、「毎回お返しがある場合」のやめ方は、親戚とのお歳暮をやめるとき、実際に行ったやめ方です。

最後のお歳暮に添えた手紙には…

  • これまでお世話になったことへのお礼と感謝の言葉
  • お歳暮を贈ることで、毎回お返しをいただき恐縮していること
  • 例年のご挨拶を来年より失礼する旨のこと
  • 毎年の挨拶や近況報告は年賀にておこなうこと

などを、素直に自分の言葉で綴りました。

結果は、今でもいい距離感を保つことができていますよ^^

まとめ

今回は、仲人さんへのお歳暮はいつまで続けるのか、そして角が立たないやめ方についてお伝えしてきました。

贈り物をする習慣というのは、いいことではありますが、終わらせるときが難しいですね。

なぜならば、正解がないから。

立つ鳥跡を濁さずという言葉があるように、お歳暮を終わらせるときも失礼のないようにしたいですね。

お歳暮を贈らなくなった後も、年賀状などで近況を伝え合える関係でいれるといいですね。

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