初詣とは?小学生に意味や由来をわかりやすく説明する方法
もうすぐ2019年が終わります。
年が明ける前から神社やお寺にお参りに行き、年明けを過ごす人も多いと思います。
年明けとともにではなくても1月7日までにお参りすれば初詣と言えますし、所によっては1月中であれば初詣と呼る事もあるようです。
私も初詣に夜から朝にかけて行った事が何度かありますが、基本はおみくじ目当てだったり、屋台目当てだったり…で、
本当の意味で初詣がどのような意味を持つのかよくわかっていませんでした。
私と同じようになんとなくお参りに行っていて初詣がどういったものかわかっていない大人の方も多いのではないでしょうか。
もし小学生のお子様がいらっしゃる場合、「何で初詣に行くの?」このように聞かれて困ってしま経験はありませんか?
そこで今回は、初詣の意味や由来そしてお参りの仕方を、小学生でも分かる伝え方を紹介していきます。
まずはお母さんお父さんがその由来を理解し、お子さんの知識を広めてあげてくださいね!
初詣とは?小学生に意味や由来の伝え方
大人でも理解が追い付いていない場合どのようにお子様に伝えたら良いでしょうか。
まずはお父さんお母さんが初詣の意味を理解するところからスタートしましょう!
初詣は1年の最初に初めて神社やお寺にお参りに行くことを言います。
初詣で手を合わせ、去年までの安全と幸せのお礼、そして新年も無事に過ごせますよう…お願い事などをします。
初詣のお参りのときは、去年までのお守りや御札などを「古札納所」に納め、新年のお守りや御札などを買ったり、おみくじを引いたりします。
それでは初詣の由来から見ていきましょう!
初詣の由来
初詣の由来は、平安時代に遡り「年籠り(としごもり)」という風習があったことから始まります。
※年籠りとは、大晦日の夜から元日の朝にかけて神社に泊まり込み、新年に向けて氏神様をお迎えすることを言います。
江戸時代になると年籠りが2つに分かれることになります。
1つは大晦日にお参りする「除夜詣」、もう一つが元旦にお参りする「元旦詣」です。
それから後、現在のように神社やお寺にとらわれずにお参りする初詣のかたちになりました。
では、このことを子どもに説明するとなると、悩んじゃいますよね。
だったら次のように話してみてはいかがですか?
初詣はね、昔からの習慣で、昔の人は大晦日と元旦に神社にこもって氏神様をお迎えして、その年のお礼と、新年の幸せをお祈りしてたんだよ。
それを沢山の人がするようになったのが、初詣なんだよ。
初詣では、「元気に過ごせてありがとうございます」ってお礼と、「今年も元気に過ごせますように」って手を合わせようね。
ぜひ参考にしてみてください^^
初詣では何をするの?お参りの仕方を小学生にわかりやすく説明しよう
では、お参りの仕方について小学生でもわかるように説明していきます。
まず神社には鳥居がありますが、これは清い聖域との区切りの場所なので、鳥居の前では必ず一礼してから入りましょう。
そして参道の真ん中を通らないようにも注意します。
参道の真ん中は正中といい神様の通り道と言われますので、参道を歩くときは端を歩くのが礼儀となります。
参拝する前に手口を清めます。
参道脇に上の写真のような手水舎(ちょうずや・てみずや)という、水の溜まっている所がありますので、そこで手と口を清めます。
手水舎でのやり方
- 柄杓(ひしゃく)を右手でもち、水を汲んだら左手にかけ洗います。
- 今度は左手に 柄杓(ひしゃく)を持ち替え、右手に水をかけます。
- もう一度右手に 柄杓を持ったら左手で水を受け、口をすすぎます。
- 改めて左手に水をかけ清めます。
- 柄杓を立てるようにして残った水で柄(え)の部分を洗い清め、元の位置に戻します。
体を清めたら次は参拝ですね。
神社の場合、二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)になります。
- お賽銭を神様への捧げものとして腰のあたりからそっと入れます。
- ご神前の前に着たら、深い礼を二回します。
- 胸のあたりで二回拍手をします。
- まずは前年度のお礼、それから今年のお願い事を一つだけします。
- もう一度礼をしてその場を立ち去りましょう。
ここでお賽銭の豆知識をお伝えしますね^^
5円…ご縁がある
25円…二重にご縁がある
45円…始終ご縁がある
500円…これ以上の効果(硬貨)はない
10円…遠縁になる
お賽銭に迷ったら参考にしてみてください。
まとめ
初詣の参拝の仕方はなんとなくわかっていたけど、意味や由来となると、初めて知った!というところがあるのではないでしょうか?
新年の初詣では自信を持ってお子さんに、意味や由来・作法などを教えてあげてくださいね!
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