入学祝いのお返しは必要か?もう悩むのはやめにしませんか?
桜の開花予想が出ましたね。
私が住んでいる中国地方では、3月28日だそうです。
満開は4月5日頃なのでちょうど入学シーズン。
この時期になると入学祝いの話題が飛び交います。
入園でも、小学校・中学校・高校・大学でも節目を祝って心遣いをします。
しかし頂いた方は
「入学祝いを頂いたけど、お返しは必要か?」・・・と悩むようですね。
いつもお話するのですが、本来お返しは必要ないです。
贈る方も気持ちで贈りますので、心遣いを素直にいただきましょう。
ただし・・・
いただいた方へ本人からお礼(気持ち)を伝えることは、忘れないようにしましょうね。
この、気持ちを伝えるってことがとても大切なんです。
そして伝える時は、明日しよう・・・って先延ばしにするのではなく、
気持ちが新鮮なうちに伝えましょうね。
遠方の方だったら電話でも構いません。
まずは、「ありがとう」の気持ちを伝えることが大切です。
新一年生のお子さんでも、はじめお母さんがご挨拶し、その後電話を変わって、
「入学のお祝いありがとうございました。」のご挨拶は出来ます。
本当にそれだけでいいの?
はい、これだけで十分です。
でもまだ不安でしたら、私がおすすめしてることをご紹介しますね。
もし頂いた方があなたのご両親や義理のご両親で(このケースが多い)近くにお住いだったら、
無理のない範囲で一緒に食事をされてみてはいかがですか?
遠方で会うことが難しいようでしたら、ランドセルをからった姿の写真と(もし写真館で撮影するなら、焼き増しします。)
手紙を添えます。その時はお子さんの絵なども一緒にね!
入学祝いのお返しを品物で渡す場合、
頂いた金額の3分の1から半分くらいが一番多いようです。
のしは「内祝い お子さんの名前(フルネーム)」
そして入学内祝いランキングでは
1位が商品券・ギフトカード、2位が現金、3位がカタログギフト
4位スイーツ、5位は洗剤や入浴剤などの生活消耗品でした。
ご参考までに・・・。
現金でお返しとは、私はあまり嬉しくないですね。
入学祝いはお金で渡し、お返しも現金とは・・・何となく寂しいような気がします。
ではまとめてみますね。
・入学祝いのお返しは必要ないです。
・心遣いへの一番のお返しは、ありがとうの気持ちを伝えること。
・写真や子供の直筆の手紙・絵などのお返しでも十分です。
・時間を一緒に過ごすお返しも喜ばれます。
・品物選びで困ったら、入学内祝いランキングを参考にする。
入学祝いのお返しに正解はないと私は考えます。
でも諸説ありますので、悩むのも無理ないなと思いますが・・・。
一つだけアドバイスするなら、
自分のルールを作るのもアリだということです。
そしてその基準には「自分の素直な心を伝える」を軸にしてください。
今回は入学祝いのお返しでお話をしてますが、
例えば自分が入学祝いを贈るとき、生活が厳しいのでお金を贈ることが出来ないとします。
でもお祝いしたい気持ちはある場合。
そのような時は「おめでとう」の気持ちを手紙にして、
もし手芸が得意であれば、普段良く使うようなもの(私は娘の入学祝いでポケットティッシュケースをいただき、今でも大切に使っています)など贈ってもいいんです。
それがマナーなんですよ。
マナーとは、相手を思う心を形にすることです。
通り一遍の決まり事をマナーと呼ぶのではありません。
大切なのは「心」なのです。
だから・・・
まわりの意見に振り回されて、相手に対する気持ちがどこかに消えてしまうと、
添える手紙にも心がこもらず、定型文のような手紙になります。
品物も無難な物を選ぶことになるでしょう。
でも・・・
いただいた方へ感謝の気持ちを伝えようとすると、
あなたらしい言葉で、お子さんの近況を伝える手紙になります。
心のこもったあなたらしい手紙からは、お子さんの元気な姿がイメージできるんです。
そして相手は思います・・・
「入学祝いを贈ったことで心温まる手紙をいただけて、近況まで知ることが出来て嬉しいな」って。
いかがでしょうか?
この度の入学祝いのお返しを期に、もう一度マナー(相手を思う心を形にする)を考えてみませんか?
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