帰省土産の相場はいくら?お盆のお供え物のしは必要?
毎年お盆の時期、帰省土産にはいつも頭を悩ませます。しかも旦那さんの実家となればなおのこと。
そこで今回は、おすすめの帰省土産や、なかなか聞けない手土産の相場と渡し方をご紹介します。
そしてこんな疑問はありませんか?お盆で帰省した時、お仏壇にお供えをあげますが、お供えにはのしが必要なのか?など。今さら聞けないこんな疑問にもお答えしていきます。たまにしか会うことがない旦那さんの実家で、お嫁さんの株をビシっと上げましょうね!
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目次
帰省土産:手土産のおすすめ&お供え物のおすすめ
帰省する際の手土産を考える時、お仏壇があるようでしたらお供え物も併せてお持ちすることをオススメします。あなたのご先祖さまや仏さまを思う丁寧な心遣いが伝わりますよ。
それでは、手土産とお供え物のおすすめの品を見ていきましょう!
手土産のおすすめの品
手土産は義父義母などにお持ちするもの。
いただいた相手が嬉しい物であったり、助かるものを考えて選んでみるのもいいですよ。
・義父義母の好物 自分の好みを覚えてもらっていることは嬉しいものです。手土産にさりげない心遣いを忍ばせてみては。
・日持ちする物 帰省の時は土産物などが重なることも考えて、時間が経っていただくこともあるので日持ちする物が喜ばれます。
・地元の特産物 普段口にすることもなく珍しいので、会話の話題づくりにもなりますね。
・小分けにされている物 来客が多い家庭では、頂いた帰省土産を接待のお茶菓子としてお出しすることもありますので、小分けにされているものは応用範囲が広く喜ばれます。
・ビール 人が集まればお酒は付き物。お酒をいただく家庭なら大歓迎の品です。
お供え物のおすすめの品
お供え物はご先祖さまや故人にお供えするもの、と考えたらわかりやすいと思います。
・故人の好きだったもの 「時が流れてもあなたのことは忘れていませんよ」と、お供え物が心の声を代弁してくれているかのようですね。
・線香やロウソク 普段使いとはちょっと違う、文字の出る線香お香のような線香。季節を味わうことができる絵ろうそくや和ロウソクなど趣があります。
・日持ちするもの 干菓子や菓子折りなどお盆の間お供えしておけるように日持ちするものが喜ばれます。
・個別に包装されている物 親戚などが集る場合には、『お下がり』と言って、お供え物をみんなで分けること多いので、個別包装されているものがいいですね。
帰省土産の相場
帰省する際手土産にはいくら位の品物が良いのか?相場が気になりますね。
一般的に、1000円~3000円くらいが一番多いようですね。
とは言えど、自分に無理のない範囲で品物を選びましょうね。
手土産にのしは必要か?
帰省した際に渡す手土産にのしが必要か?悩むところですが、たとえお盆の帰省だとしても、あくまで手土産ですので『のしは必要ありません』
気になる場合は、
表書きを『御土産』『御挨拶』『暑中見舞い・残暑見舞い』とし、名前はフルネームで書きましょう。
手土産ですので水引は紅白になりますよ。
お盆の帰省土産であって『お供え物』ではないので、ココのところを間違わないようにしましょうね。
手土産の紙袋のまま渡してもいいの?
手土産が入った紙袋のまま渡すことはダメですよ!
紙袋は持ち運ぶときのほこりよけでもあるため、そのままお渡しするのは失礼になります。風呂敷の場合も同様です。
手土産を渡すときに何と言えばいいの?
よく品物をお渡しするときに『つまらないものですが』と言いますね。
この『つまらないものですが』という言葉の真意はこのように言われています。
自分なりに誠意を持って選んだ品ですが、立派なあなたの前ではつまらないものに思えます。 新渡戸稲造著:武士道より
相手のことを思い懸命に選んだ品ですので
『つまらないものですが』に代わることばをいくつか挙げてみました。
『お口に合うかどうかわかりませんが』
『お気に召すと嬉しいのですが』
『心ばかりですが』
『評判のお菓子と聞きましたので』
手土産の渡し方ひとつにもあなたの心が現れるものです。
恥ずかしがらずに、心を込めてお渡ししましょうね^^
お盆のお供え物にのしは必要?
答えから言いますと、必要です。
お盆のお供え物に「のし」には『掛紙』を用います。
一般的に総称して言われる『のし・のし紙』は『熨斗鮑(のしあわび)』の略。
元来長寿を表す鮑が使われており、縁起物とされ本来ならば慶事用で用います。
↓コチラですね
祝儀袋などの表面に印刷された簡略化されたものを見ますね。
この「のし」が、弔事の場合はつきません。
お供え物を購入する際には、『お盆用のお供えですので掛け紙(かけがみ)をつけてください』とお願いしましょうね。
そして誰からのお供え物かわかるように『外のし』にします。
掛紙の表書きは?
お盆のお供え物
表書きは『御供』と書き、名前はフルネームで書きましょう。
この時の墨の色は、特に薄墨にする必要はなく黒でOK!毛筆を使い楷書で書きましょう。
あとがき
いかがでしたか?
帰省する際の手土産の疑問、解決できましたか?
帰省土産の相場は一般的には1000円~3000円くらいが多いことがわかりましたね。
そして手土産にはのしは必要ありませんが、お仏壇にあげるお供え物には掛紙をし、『御供』と書きフルネームで名前を書き、外のしにします。
手土産を渡す時には是非、心を込めたひと言を添えて、あなたらしさを演出しましょうね。
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