脱水予防におすすめの飲み物3選!作り方と一日に飲む量の目安
今年も暑い夏がやってきました!
脱水症や熱中症は他人事ではありませんよ。
なぜなら私自身、昨年脱水症で大変な思いをしましたので…^^;
しかし、脱水症や熱中症は日々の予防で回避することが出来ます!
そこで今回は、「脱水予防におすすめの飲み物とその作り方」についてお伝えしていきます。
目次
脱水予防におすすめの飲み物3選
では、脱水予防におすすめの飲み物3つは以下のとおりです。
- 麦茶
- 牛乳
- 経口補水液
それぞれ詳しくみていきましょう!
脱水予防におすすめの飲み物:麦茶
1つ目の脱水予防におすすめの飲み物は麦茶です。
ミネラル入り麦茶は
- 体温を下げる効果
- 血液をサラサラにする効果
があること…ご存知でしたか?
しかも、ノンカフェインなので、一番身近で脱水予防におすすめの飲み物なんですよ^^
🚩麦茶は全く利尿作用はないの?
利尿作用の成分といえば、カフェインとカリウムがあります。
麦茶はノンカフェインなのですが、体内の余分な水分を排泄してくれるカリウムも含まれています。
麦茶は適度な利尿作用はありますが、高い利尿作用ではないので脱水予防の飲み物としておすすめしています。
他にも、ノンカフェインで脱水予防におすすめのお茶は
- ルイボスティー
- そば茶
市販のペットボトル飲料でしたら…
- 爽健美茶
- 十六茶
ここで、緑茶やウーロン茶はダメなの?って、声が聞こえてきましたね~。
そうなんですよ!
緑茶やウーロン茶はカフェインが含まれており利尿作用があるので、脱水予防には向いていないのです^^;
脱水予防におすすめの飲み物:牛乳
2つ目、脱水予防におすすめの飲み物は牛乳です。
えっ?牛乳・・・って思われましたか。
牛乳には、カルシウムだけでなくアルブミンというたんぱく質が含まれています。
このアルブミンに、血管内に水分を引き込み血液を増やす作用があることがわかりました。
アルブミンにより血液量が増えると…
- 皮膚に近い毛細血管の血液量も増える。
- 汗をかきやすくなる。
- 皮膚表面から熱を放散する機能が高くなる。
つまり、体温を調節しやすくなるんですね。
そう言えば…
インドの人たちは、気温40度ぐらいの所にいるのに熱中症にならないですよね。
それはヨーグルトドリンク「ラッシー」を飲んでいるからとも言われてます。
なるほどですね^^
牛乳が苦手な人は、ヨーグルトドリンクでも大丈夫なので試してみてはいかがですか?
牛乳は、こむら返り予防にも効果あり!
脱水予防におすすめの飲み物:経口補水液
そして3つ目、脱水予防におすすめの飲み物は経口補水液になります。
下痢をした時の水分補給や脱水症、熱中症予防などの時に経口補水液を飲むよう治療としても推められていますね。
脱水症を起すと、大量に汗をかくと、水と電解質(塩分が水に溶けると電解質になります)で構成される体液が失われます。
そのことにより、次のような症状が起きます。
- 血液の量が減る
- 血圧が低下
- 必要な栄養素が体に行き渡らなくなる
- 老廃物の排泄機能が低下
- 食欲不振
- 足がつる
- しびれる
これらの症状も、経口補水液を飲むことで改善することができるんですよ。
実は私も昨年の夏、気づかぬうちに脱水症を起こし経口補水液をせっせと作っては飲んでおりました^^;
この経口補水液、健康な人が飲むと美味しくないです!
しかし、脱水症が起きている人にとっては不思議と美味しいんですよ(*^^*)
脱水症のとき、経口補水液を飲むことで健康状態をチェックしていました。
つづきまして、経口補水液の作り方と飲む量の目安などについてお伝えします。
脱水予防に最適!経口補水液の作り方と一日に飲む量の目安
それでは、私も作っていた簡単にできる経口補水液の作り方を紹介します。
◆材料
- 水1L
- 砂糖40g(大さじ4と1/2)
- 塩3g(小さじ1/2)
それでは作り方です。
◆作り方
水・砂糖・塩をよく混ぜ合わせれば完成です。
まずは、そのままの経口補水液を飲んでみましょう。
いかがですか?飲めそうですか?
どうしても飲めない場合はアレンジしてみるのもアリ!
私が試して美味しかった経口補水液アレンジバージョンは次の4つでした。
- 無塩トマトジュース(水1Lのうち300mlを置き換える)
- グレープフルーツジュース
- リンゴ果汁
- レモン果汁
では、一日に飲む量の目安をお伝えしますね。
■経口補水液の一日に飲む量の目安
- 乳児…体重1kgに対して 30~50ml
- 幼児…300~600ml
- 学童・成人…500~1000ml
※乳児の場合、一度にたくさん飲ませると吐くことがありますので、スプーンで少しずつ飲ませるといいですよ。
■経口補水液の飲み方
一気にグビグビと飲むものではなく500mlを1時間かけて飲むくらいのペースです。
つづいて、脱水予防で気をつけておくことについて話しております。
脱水予防で気をつけておくこと
自戒の念を込めて。
脱水予防で気をつけておくことを2つお伝えします。
- 暑さに慣れるには時間が必要と知る!
- 日頃からこまめな水分補給!
では、それぞれ詳しくみていきましょう。
暑さに慣れるには時間が必要
人間は、汗をかくことで体温が高くなりすぎないように調節しています。
気温の変化を体が感じ、汗をかくための自律神経が素早く対応できるようになるには3~4日必要と言われます。
なので、暑くなってすぐの時期はこの反応がまだスムーズにいかないため 脱水症状を起こしやすくなります。
厚さに慣れるには時間が必要であることを憶えておきましょう。
日頃からこまめな水分補給
私たちが一日あたり必要な水分量は2000ml。
その内訳は
- 飲み水1000ml
- 食事から1000ml(食べる水)
と言われています。
ですが、のどが渇いていないから、汗をかいていないから大丈夫とついつい水分補給を忘れることもあります。
すると気づいたときには…
- いつもより尿の色が濃い
- 尿の量が少ない
など、体内の水分不足が起こっています。
まさに私の場合、この症状が起きていたにも関わらず放置していたので、ついに体に力が入らず、集中力や判断力が低下して病院に駆け込むことになりました^^;
日頃からこまめな水分補給!コレ大事です!!
ではここで、脱水予防のための簡単な健康状況チェックをしてみましょう!
◆健康状況チェック
☑風邪気味・体調不良ではありませんか?
風邪気味のとき鼻が詰まっていると、どうしても口呼吸になってしまいますよね。
でもですね、口呼吸していると体の水分の蒸発量が増えてしまうことがあるんです。
また、発熱や下痢・嘔吐なども、体内の水分や塩分が失われやすい状況になっていますよ。
☑睡眠不足ではありませんか?
脳や体を休ませるために睡眠は大切です。
睡眠不足になると、脳の働きが鈍くなり体温コントロールも難しくなってしまいます。
これからの季節、特に気をつけたいのが熱帯夜!
熱帯夜で眠れなかった・・・そんな時は、十分な水分補給をしましょうね。
☑お酒を飲みすぎていませんか?
過度な飲酒は、アルコールの分解に水分を使うことに加え、利尿作用を促してしまいます。
お酒を飲み過ぎた翌朝は、脱水状態になっているため十分な水分補給が必要です。
くれぐれも飲み過ぎには注意!!
☑朝食は食べていますか?
朝食をとることで、水分だけでなく塩分も補給することができます。
そのことで、体温を下げる効果のある汗も出やすくなりますので、眠たくても少しがんばって朝食をとるようにしましょう。
🚩時間がないときにおすすめ!みそスープ。
カップに、みそ小さじ1とネギを入れ、お湯を注げば出来あがり♪
みその発酵パワーで血液の量も増え、脱水予防に最適なんですよ^^
それでは最後に、今回お伝えしてきたことをまとめておきましょう。
まとめ
脱水予防におすすめの飲み物3選
脱水予防におすすめの飲み物は以下の3つです。
- 麦茶
- 牛乳
- 経口補水液
◆麦茶
- 体温を下げる効果や血液をサラサラにする効果
- ノンカフェインとカリウムにより高い利尿作用の心配がない。
◆牛乳
- 牛乳に含まれるタンパク質のアルブミンに、血管内に水分を引き込み血液を増やす作用がある。
- 体温を調節しやすくなる。
◆経口補水液
・体内の失われた水分や塩分および糖分などが、腸内で迅速に吸収され補給されるように成分を調整しています。
脱水予防に最適!経口補水液の作り方と一日に飲む量の目安
◆経口補水液の作り方
材料
- 水1L
- 砂糖40g(大さじ4と1/2)
- 塩3g(小さじ1/2)
以上3つを混ぜ合わせよくかき混ぜる。
◆経口補水液の一日に飲む量の目安
経口補水液の一日に飲む量の目安
- 乳児…体重1kgに対して 30~50ml
- 幼児…300~600ml
- 学童・成人…500~1000ml
脱水予防で気をつけておくこと
- 暑さに慣れるには時間が必要なことを知る
- 日頃からこまめな水分補給
脱水予防のための健康状況チェック!
- 風邪気味・体調不良ではありませんか?
- 寝不足ではありませんか?
- 前日、お酒を飲みすぎていませんか?
- 朝食を抜いていませんか?
いかがでした?
今回は、脱水予防におすすめの飲み物を3つ紹介してきました。
麦茶や牛乳は普段の生活のなかで、取り入れやすいですよね。
牛乳が苦手なら、ヨーグルトドリンクでもOK。
脱水症や熱中症が本格化する前に、日々の予防で上手に乗り切りましょうね!
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