ブッシュドノエルをクリスマスに食べるのはなぜ? 意味や由来は?
フランス生まれのロールケーキ、ブッシュドノエル。
最近では、日本でも人気のクリスマスケーキです。
ただ、ブッシュドノエルの意味や、なぜクリスマスに食べるのかなどをご存知の方は少ないかもしれませんね。
そこで今回は、ブッシュドノエルの意味や由来に加えて、クリスマス以外でも買えるのか、コンピニで買えるおすすめのブッシュドノエルについてお伝えします。
目次
ブッシュドノエルはなぜクリスマスに作られる?意味や由来は?
クリスマス近くになると、フランスのケーキ屋さんはブッシュドノエル一色になります。
フランスでは、ブッシュドノエル以外はクリスマスケーキとは言えないのです。
日本でも、クリスマスシーズンに店頭に並ぶことが多くなりましたね。
さてブッシュドノエルは、フランスでは「ビッシュ・ド・ノエル」と発音するのが正解ですが、日本では「ブッシュドノエル」と呼ばれますね。
ブッシュが「丸太や薪」、ドが「~の」、ノエルが「クリスマス」の意味で、クリスマスの丸太(薪)ということです。
丸太の形にデザインされたロールケーキで、フランスではどこの家庭でもクリスマスディナーの後に食べる習慣があります。
ブッシュドノエルの意味をお分かりいただいたところで、次はブッシュドノエルの由来を見ていきましょう。
ブッシュドノエルの由来は一つではなかった!
実は、由来にはいくつかの説があります。
まずは1つ目の説。
中世の時代に、北欧で行われていた「冬至祭」で、焚火をして神に丸太を捧げる儀式がありました。
薪を燃やすには神聖な意味があり、オークや果樹が使われました。
果樹は飛び火に適している木で、この飛び火の具合で、良い収穫や干ばつや洪水が少ないという啓示を見ていたのです。
また、暖炉では薪を燃やしますが、暖炉の煙突は唯一の空へと通じる場所でした。
煙突から入ってきた先祖に家を守ってもらうと信じられていたのです。
しかし、19世紀に入ると、他の暖房器具が発達し、暖炉で薪を燃やすことがなくなりました。
その代わりに、薪の形をしたケーキで伝統を表すようになったのです。
そして2つ目の説は・・・。
キリストの誕生を祝って、一日中、暖炉で薪を燃やしていました。その様子を表現したものだとされています。
3つ目の説では・・・。
前年の冬に燃やした薪の灰に厄除けの効果があるという言い伝えがありました。その言い伝えを元に作ったケーキがブッシュドノエルと言われています。
4つ目、最後の説は、
貧しくて恋人へのクリスマスプレゼントが買えなかった青年が、薪をプレゼントしたエピソードから作ったケーキという説もあります。
ところで、現代のフランスの伝統的なブッシュドノエルは、スポンジ生地のロールケーキにチョコレート色かモカ色のクリームを塗り、丸太や薪の「木の筋」をフォークで付けたものです。
また、ロールケーキの上にキリストが生まれた「小屋」を載せているものもあります。
ブッシュドノエルはクリスマス以外でも売ってる?
ブッシュドノエルはクリスマスケーキですから、クリスマス以外では売っていません。
クリスマスシーズンにしか買えないから、人気があるのかもしれませんね。
ブッシュドノエルのクリスマス予約は?コンビニのクリスマスケーキ
コンビニケーキ。私の希望でブッシュドノエル。 pic.twitter.com/6ylybqt7HP
— 鹿🦌Unicorn鯖 (@ktmolkot) December 22, 2018
クリスマスになりますと、コンビニでもブッシュドノエルが販売されます。
コンビニ限定2019年に販売予定のブッシュドノエルを紹介します。
- セブンイレブン
米粉と豆乳ココアクリームのブッシュドノエル(税込3,533円) - ローソン
ブッシュ・ド・ノエル(税込2,980円)
スペシャルショコラケーキを包んだブッシュドノエル(税込450円)1人分 - ファミリーマート
ブッシュドノエル(税込2,980円)マロンのブッシュドノエル(税込3,400円)
▶ブッシュドノエルを予約するなら?コンビニ限定がおすすめ!
まとめ
今回は、ブッシュドノエルの意味や由来、クリスマス以外でも買えるのか、コンピニで買えるおすすめのブッシュドノエルについて紹介しました。
ブッシュドノエルはほろ苦さが多少あるので、大人向けのクリスマスケーキと言えるかもしれません。
甘すぎず、シンプルなケーキをお好みの方におすすめです。
ブッシュドノエルに込められた由来を知って、味わってみるのもいいですね。
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