インフルエンザワクチンの効果って持続期間はどれくらい?
本格的な冬が始まりました。冬シーズンはクリスマスにお正月…と楽しい行事がいっぱいですが、毎年そんな楽しい時季にインフルエンザは流行します。
インフルエンザが発症すると、38度以上の熱と全身に倦怠感が襲いツライ症状が続きますよね。
インフルエンザが重症化し、抵抗力の弱い小児や高齢者は入院を余儀なくされることがあります。
インフルエンザを予防するためにも、ワクチン接種が効果的とは聞くのですが、その効果ってどのくらい持続するのか気になりませんか?
今回は、接種する前に知っておきたい「インフルエンザワクチンの効果の持続期間はどれくらいなのか?」について、調べてみましたので是非参考にしてくださいね。
はじめに、インフルエンザの効果を知る前に、インフルエンザとはどういうものかについて説明しています。
目次
インフルエンザとは?
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによって起こる呼吸器の感染症です。
◆インフルエンザの特徴
風邪を引いたときより、高い熱が出ます。
のどの痛みや、関節痛、筋肉痛も起こります。
風邪の場合は症状がゆっくりに対して、インフルエンザは急激に症状が現れます。
全身的な倦怠感が現れるのもインフルエンザの症状の一つです。
そして、インフルエンザウイルスにはA型・B型・C型の3つの型があり、流行するのはA型とB型です。
小児がかかってしまうと、インフルエンザ脳症にかかる場合もあるほか、肺炎や髄膜炎も合併症として引き起こしてしまう恐れがあります。
インフルエンザの効果は?
インフルエンザワクチンはあまり効果がないから、毎年接種していないという人も周りでいます。本当でしょうか?
インフルエンザワクチンで予防できるのは
60-70%と言われています。
インフルエンザワクチンを接種しても、インフルエンザにかかってしまうこともあります。
しかしワクチンを接種していることで、仮にインフルエンザにかかったとしても症状が軽くすむことがあります。
インフルエンザワクチンの効果はいつから出るの?
インフルエンザワクチンを接種しても、すぐに効果はありません。
人の体はウイルスに感染すると、それを外に出そうとする働きがあります。その時にウイルスに対して、「抗体」という物質を作ります。
また同じウイルスが体の中に入ってきたときは、抗体がウイルスをやっつける仕組みになっています。それを「免疫」と呼びます。
ワクチンは、感染することのないように処理をされたインフルエンザワクチンが入っていて、そのワクチンを接種することにより抗体を作り、ウイルスに対して免疫を作るようになっています。
早めに接種を開始するのが良いでしょう。
インフルエンザワクチン接種の間隔は?
インフルエンザワクチンを2回接種する時の間隔ですが、1回目と2回目の間隔が2-4週間になります。
ということは、
- 1回目を10月下旬-11月上旬
- 2回目を11月下旬-12月上旬
までに接種するのが理想です。
遅くても、年内には終わらせておといいでしょう。
インフルエンザワクチンの接種は何歳から?
インフルエンザのワクチンは6ヶ月以上の赤ちゃんから接種可能と言われています。
我が家のかかりつけの先生は2歳以上でないとあまり効果がないとのことで、赤ちゃんには接種されていませんでした。
保育園に通っていない赤ちゃんでしたら、外部との接触はあまりないですよね。
ですので、まわりの大人がインフルエンザワクチンを接種して、赤ちゃんに感染しないように配慮したいですね。
抗体ができるまで少し時間がかかるので、インフルエンザの流行が発令されて、あわてて接種してもあまり意味がないので、流行る前に接種する予定を立てましょう。
インフルエンザワクチンの効果って持続期間はどれくらい?
個人差はありますが…
接種後1ヶ月頃に効果がピークを迎える。
↓
3ヵ月後くらいから徐々に効果は落ちる。
↓
5ヶ月間は持続する。
インフルエンザの潜伏期間は約3日です。
潜伏期間中に接種しても、発症を抑えることはできませんので注意が必要ですね。
インフルエンザのワクチンは、一度接種しても抗体が体に残ることはないので、毎年インフルエンザワクチンの接種の必要があるというわけです。
まとめ
我が家では毎年受けているインフルエンザワクチンの予防接種。
接種したからと安心することなく、うがい、手洗いなども積極的にして、しっかりとご飯を食べて元気に冬を乗り切りたいものです。
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