海老を冷凍保存するには殻付きがいい?賞味期間や解凍方法のコツは?
海老を大量にもらったとき、嬉しいのですが一度には使いきれませんよね。
こんな時は、海老を殻付きのまま冷凍保存しちゃいましょう!
そうなんです!ポイントは殻付きのままです。
海老は冷凍しても味が劣化しにくいので、冷凍保存に向いているんですよ。
冷蔵保存の海老が2~3日しか日持ちしないのに対して、冷凍保存は2~4週間とかなり長持ちします。
2~3日中に使う分を除いて、残りはすぐに冷凍してしまいましょう!
そこで今回は、海老を殻付きのまま冷凍保存する方法や賞味期間そして美味しく解凍する方法を紹介しますので、是非参考にしてくださいね^^
目次
海老を殻付きのまま冷凍保存する方法と賞味期間
まずは海老を殻付きのまま冷凍保存するときの賞味期間ですが、前述したとおり2~4週間になります。
賞味期間はかなり長いので、スーパーの安売りのときなど買い込んで冷凍保存しておくと、何かと便利ですよ。
やりくり上手な主婦の腕の見せどころですね^^
では、海老を殻付きのまま冷凍保存する方法を3つ紹介していきます。
殻付き海老の冷凍保存方法:ジッパー付きのビニール袋で保存
最も簡単な方法です。
海老を洗ってジッパー付きのビニール袋に入れます。
その中に、焼酎を入れてなじませてから、冷凍庫に入れ急凍モードで凍らせます。
殻付き海老の冷凍保存方法:水か塩水につけて保存
冷凍焼けを防ぐ保存方法です。
海老を広げられる程度の浅い密閉容器に入れます。
水か0.3%くらいの薄い塩水を海老全体がかぶる程度まで入れ、容器ごと冷凍庫に入れ急凍モードで凍らせてください。
水ごと凍らせることで、水が被膜の働きをして冷凍焼けや乾燥を防いでくれます。
この方法ですと、少なくとも1ヶ月は保存が可能です。
殻付き海老の冷凍保存方法:氷水にいれて保存
2の方法と似ていますが、魚屋さんがお勧めする方法で、理想的な海老の冷凍保存法です。
海老を密閉容器に入れて、海老が完全につかるまで氷水を入れ冷凍庫で保存してください。
氷の中に海老が埋まっている感じにして凍らせると、最も保存がききます。
2と3の方法はとても良いのですが、デメリットが2つあります。
それは、冷凍庫のスペースをとることと、氷のかたまりを溶かすのに時間がかかることです。
ここで、冷凍保存を行う上での注意点をお伝えします。
食材を長期間冷凍保存すると、冷凍焼けという状態が発生することがあります。この状態を防ぐことが冷凍保存の注意点になります。
冷凍焼けとは、食材の水分が抜けて油脂が酸化することです。
冷凍焼けした食材は、風味が落ちたり、食感がパサついたり、冷凍庫内の臭いが移ったりして、味が損なわれてしまいます。
ここで冷凍焼け防止のポイントを挙げておきますね。
1.空気に触れさせない
空気に触れさせると、空気中の酸素によって食材が酸化し、劣化します。
真空状態にして保管しましょう。ジッパー付きのビニール袋がおすすめです。
2.急速冷凍する
急速冷凍をすると、食材の細胞が破壊されずに冷凍できるので、冷凍焼けも防止できます。
3.冷凍庫内の温度上昇を防ぐ
冷凍庫の開け閉めを最小限にして、庫内の温度の上昇を防ぎましょう。
庫内の温度が上昇すると、冷凍食材が溶けて冷凍焼けを起こしてしまいます。
殻付きの冷凍海老を美味しく解凍する方法
せっかく冷凍保存した殻付きの海老も、解凍を失敗すると悲しいですよね。
ここでは、冷凍保存した殻付きの海老を美味しく解凍する方法をいくつか紹介します。
殻付き海老の解凍方法:流水解凍する
海老を密閉容器から取り出して、ビニール袋に入れ、袋のまま流水にさらします。
海老が半解凍状態になったところで、脱水シートに挟んでおくと、より美味しく解凍できます。
殻付き海老の解凍方法:塩水につける
最も一般的な海老の解凍方法です。
海老を直接、3%の塩水につけて解凍します。
海の生き物である海老は、真水で解凍すると味が落ちてしまいますから、このひと手間が大切です。
殻付き海老の解凍方法:ビニール袋ごと氷水につける
海老をジッパー付きのビニール袋で保存した場合は、袋ごと氷水につけて解凍します。
氷水を使うと、海老の温度を急激に変化させずに解凍できるので、海老からドリップが出ず、きれいに解凍できます。
次に、殻付きの海老を解凍する時の注意点をお伝えします。
それは、自然解凍をしないということです。
自然解凍をすると、海老が乾燥して身がやせてしまいますので注意してくださいね。
まとめ
今回は、殻付き海老の冷凍方法と解凍方法を紹介しました。
海老をもらった場合だけではなく、価格の安い時期に大量に買った場合にも冷凍保存ができますから、うれしいですね。
冷凍、解凍ともいくつかの方法がありますから、あなたに合った方法を選んでみてくださいね。
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