インフルエンザの合併症!子供の場合の症状や注意することは?

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インフルエンザが流行すると併せて気になるのが合併症のことではないでしょか。

とくにインフルエンザは、小さい子供だと重症化する可能性のある病気なので注意が必要です。

そして合併症と言っても、どのような症状が出るのか知っておくことは大切!

今回は、インフルエンザの合併症で子供の場合どのような症状が出るのか?についてお伝えしていきます。是非参考にしてくださいね。

 

インフルエンザの合併症とは?

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インフルエンザが恐ろしいと言われるのは、高熱やのどの痛み、全身の倦怠感などの症状が急激に出ることもそうなのですが、合併症を引き起こす…このことが一番ではないでしょうか。

 

インフルエンザで死亡した場合なども、インフルエンザが直接の原因ではなく、インフルエンザを引き金に例えば「肺炎」などの合併症によるものが多いです。

 

インフルエンザの合併症は、次の2つの場合が考えられます。

  • インフルエンザウイルスが原因となる一時的なもの
  • それ以外の細菌に感染する二次的なもの

つづいて、子供の場合の合併症の症状についてみてみましょう。
 


 
 

インフルエンザの合併症!子供の場合どんな症状が出るの?

では、子供の場合どのような症状が出るのか?

インフルエンザにかかったときに起こる合併症は、以下のとおりになります。

  • インフルエンザ脳症
  • 中耳炎
  • 熱性けいれん
  • 肺炎
  • 気管支炎
  • 副鼻腔炎

 
 

インフルエンザ脳症

インフルエンザの感染により、脳に障害をもたらし、全身の臓器が障害を受けることもあります。

1~5歳頃に起こるのが多いとされています。

 

中耳炎

インフルエンザウイルスが耳の奥に入り込んで炎症した結果、中耳炎を引き起こします。

たいてい免疫力が戻ることで治りますが、慢性化することもあるので注意が必要です。

 

熱性けいれん

インフルエンザの初期の段階で現れる合併症です。

一日に、何度かけいれんが起こることがあります。

 

けいれんが起こると、目は一点を見て、手足をつっぱるようになります。

🚩けいれんが起きたらチェックすること!

  • けいれんがどれくらい続いているかを確認
  • 嘔吐する場合、体を横に向ける。
  • 手足のけいれんは左右対称かなどを確認
  • 5分以上続く場合は救急車を呼びましょう!

 
 

肺炎

インフルエンザウイルスが肺に入ることで肺炎を起こします。

インフルエンザを発症して3日以内に進行し、呼吸困難、膿のような痰が出ることがあります。

 

気管支炎

インフルエンザウイルスに感染することで起こる気管支炎は、ウイルス性気管支炎と呼ばれます。

高熱、激しい咳、咳とともに白い痰が出ることが特徴です。

 

副鼻腔炎

風邪を引いたときにも見られる症状ですが、インフルエンザの時にも見られます。

粘り気を帯びた鼻水が出る、顔を下に向けると重たいというような症状です。

 

インフルエンザと風邪の違いは?

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風邪は発熱、せき、鼻水、のどの痛みがゆっくりと現れます。

一方、インフルエンザは高熱、関節炎の症状が風邪にくらべて急激に現れるのが特徴です。

 

ただし、高熱がでないインフルエンザもありますので注意が必要ですね。

 

熱がなかなか下がらず、解熱剤を使うこともあるかと思いますが、子供に使う場合は注意が必要です。

 

なぜなら、ライ症候群というものを引き起こす可能性があるからです。

🚩ライ症候群とは?

ライ症候群というのは肝臓に障害がでてしまう病気です。

インフルエンザにかかった時に、アスピリンを飲ませるとライ症候群になることが知られています。

 

では、インフルエンザの時使ってもいい解熱剤を見てみましょう。

使ってもいい解熱剤は

  • アセトアミノフェン
  • イブプロフェン

と書かれてあるものです。

 

自分で判断せず、お医者さんの指示のもと処方された薬を飲むのが一番安心ですね。

 

そしてインフルエンザの高熱が出ているときって、何も食べることができませんが、飲み物だったら少しは口に入れることができます。

 

そこでインフルエンザで高熱が出ているときに最適な飲み物についてこちらにまとめてみましたので、よかったら見てくださいね。
インフルエンザで高熱のとき効果的な飲み物は?治りかけなら?

 

インフルエンザの合併症で入院することもある?

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インフルエンザの合併症で入院することもあります。特に肺炎になった場合は入院することが多いようです。

 

私の子供も、インフルエンザで熱性けいれんを起こし入院したことがあります。

 

赤ちゃんの時に起こした熱性けいれんと様子が違ったので、以前入院したことのある病院に電話して診てもらうことになりました。

 

診察の結果、インフルエンザ脳症ではないとのことでしたが、1週間ほど入院し様子を見ました。

 

いつもと様子が違うな?と感じたら、すぐに医療機関を受診してくださいね。

 

まとめ

今回は、インフルエンザの合併症で子供の場合についてお伝えしてきました。

 

子供の場合、症状を言葉にするのはなかなか出来ないので、回りにいる大人が注意をはらうことが必要です。

 

インフルエンザにかかると完全に治るまでは、気を緩めることは出来ないのですが、早めの対処で重篤化することを防げます。

 

そのためにも、インフルエンザの合併症でどのような症状が出るのか知っておくことは大切ですね。

 


 
 

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