衣替えで洗濯を制す!夏物をしまう前の黄ばみ防止のコツとは?
10月は夏から秋への衣替えの時期になります。
ここで思い出していただきたいのが、6月に夏物を出したときのこと。
「えっ、お気に入りの服が黄ばんでる。しまう前にクリーニングに出したのに…」
このような経験ありませんか?
そうです。クリーニングに出したのに黄ばみが出ているなんて…。ショックですよね。
でも安心ください。
衣替えをするとき、この洗濯のやり方を行うだけで、来シーズンの黄ばみ恐怖から逃れることができます。
今回は、「衣替えで洗濯を制す!夏物をしまう前の黄ばみ防止のコツ」についてお伝えしていきますね。
衣替えで洗濯を制す!黄ばみ防止のコツとは?
衣替えで夏物をしまうとき、黄ばみ防止のためのちょっとした洗濯のコツがあります。
このやり方を普段の洗濯で行えば、「洗濯してもニオイが残る」「タオルの黒い斑点」なんて悩みも解消できますよ。
それでは、黄ばみ防止の洗濯のコツとは
- 温水を使う
- 洗剤をしっかり溶かす
たったコレだけです。
ではそれぞれ詳しくみていきましょう。
黄ばみの原因は汗汚れと皮脂!温水で汚れ落ちがアップ!
黄ばみの原因は汗汚れと皮脂。
夏物の汚れは主に汗と皮脂。衣替えでしまう際に、この汗汚れと皮脂を完全に落としておかないと黄ばみの原因になります。
よく衣替えの前にちゃんと洗濯したのに、なぜかシャツの襟に黄ばみが…なんてことないですか?
これは皮脂汚れが完全に落ちていなかったからなんですよ。
皮脂は水温が体温以上だと落ちやすくなります。
ですので、最適な温度は40度前後。
合成洗剤メーカーのサイトを見ても、通常の洗濯で20~40度、頑固な汚れの浸け置き洗いでは40度の水温を推奨しているのは、冷水よりもお湯のほうが汚れ落ちが良いからなんですね。
洗剤をよく溶かして洗浄力アップ!
続いてのコツは洗剤をよく溶かすことです。
洗剤を溶かすと言うと、
「液体だから溶けやすいですよ~」
「石けんではなく合成洗剤だから溶けますよ。」
なんて声が聞こえてきそうですね。
洗剤を振りかけるのではなく、いったん溶かして使うことで界面活性剤がしっかり溶けて洗浄力がアップします。
このことは、合成洗剤でも石けんや液体洗剤でも一緒です。
界面活性剤とは…
2つの性質の異なる物質の境界面のことを界面と言います。
例えば洗濯の時のことを考えると
・水と汚れの界面
・水と衣類の界面
・汚れと衣類の界面…など。界面活性剤とは、このような界面に働いて界面の性質を変える物質のこと。
ですので、界面活性剤がしっかり溶けることにより、衣類の繊維の奥に浸透し汚れを根こそぎ落とします。
この「洗剤をしっかり溶かす」このひと手間が、ニオイが残らず黄ばみ防止になるんです。
洗い上がりは、柔軟剤を使わなくてもふんわり仕上がります^^
洗剤の溶かし方
私がおすすめする洗剤をよく溶かす方法は「洗濯物を入れる前に、洗濯機を10分間は回して洗剤液を作る方法」です。
- 洗濯槽に低水位で40度くらいのぬるま湯をためる
- 適量の洗剤を入れる
- 洗濯物を入れずそのまま10分位回す
- 洗濯物を入れ通常の洗濯コースで洗う
わが家の洗濯機(全自動)は、標準コースの洗いが約15分。
はじめはタイマーを10分セットして回していたのですが、最近では面倒なので約15分の「洗い」でやってます。
私が、この洗剤の溶かし方を初めて知ったとき、疑問に思ったことが次の2点でした。
そして実際に試してみて、得た答えが次のとおりです。
A.低水位のほうが撹拌力が上がるため、洗剤がしっかり溶けます。
Q.なぜ10分も回すのか?
A.洗剤をしっかり溶かすためです。5分と10分では洗い上がりが全然違います。
「部屋干ししても臭わない」「柔軟剤がいらない」などを実感しました。
面倒くさい…と思うかもしれませんが、一度騙されたと思って(騙しはしませんが^^;)試してみてください。
驚くほど汚れが落ち、干すときにニオイがしないことにビックリされると思います。
まとめ
今回は、衣替えで洗濯を制す!夏物をしまう前の黄ばみ防止のコツについてお伝えしてきました。
黄ばみの原因は、汗汚れと皮脂でしたね。
そして、洗濯をしているつもりでも繊維の奥に入り込んだ汚れはなかなか取れるものではありません。
今回お伝えした「衣替えで洗濯を制す!」は、普段の洗濯でも実践しています。
面倒かな…と思ったのですが、Q&Aにも書いたように、「干すときにニオイがしない」感動を味わってしまったので、ひと手間かけることが喜びになっています^^
いつも…は難しくても、「衣替え」だけは来シーズンに黄ばみのないお気に入りの服を着るためにもチャレンジしてみませんか?
今回の記事は以下のサイトを参考に自身が試した内容を載せております。
参考サイト:http://www.yomiuri.co.jp
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