【vol.1: 私が留学を決めた理由】26歳で会社を辞めて単身カナダ留学した話

こんにちは!

私は26歳の時、3年半正社員で働いた会社を辞めて単身カナダ留学しました。
当時の仕事は英語とは全く縁のない職でした。

それでも1年半のカナダ留学を終え帰国した時には
英会話スクールの講師をしたり塾で英語を教えたりできるほどに英語を使いこなしていました!
英語が全く話せないままカナダへ飛び立ったのに!!

これからこんな私の

・カナダ留学に行くことになった経緯
・カナダ在住中実際にしていた勉強法
・ホームステイやシェアハウスで暮らしたこと
・通っていたESLスクール
・働いていたコーヒー屋さん
・英語習得の秘訣
・自分の価値観や性格、世界観が変わって行く感覚
・その他のどうでもいい裏話

などなどをお伝えしていこうと思っています!

英語を習得したいと思っている皆さんへ朗報

audiobookめちゃくちゃ使えます。
英会話分野もあるし、聴き放題なので
何かをしながら「ながら聴き」できます。

長く少しでも英語の発音を習得したい方にオススメ!

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私の性格をざっくり紹介

・やりたいと思ったら割とやっちゃう
・緊張しやすくて緊張ガチガチでも人には伝わらない
・何でもOKなオープンマインドと日本人気質が半々
・どちらかと言えば明るい方
・すぐに人を信用しない
・ズーンと落ち込んでなかなか浮上出来ないこともある
・信用する人の言うことはとりあえず受け入れ1回やって見る
・人と話すのが好き(特に話を聞くのが好き)
・グループ行動は苦手
・自己肯定感は低め

とまぁ留学に行くには、どうだろう、そこまで苦労しなさそうな性格に見えますか?

この私の性格が留学に行くとどう作用するのか…!?

みなさんも自分の性格と照らし合わせながら、自分の方が留学向いてるかも! なんて想像して
読んでみると面白いかも♩.。

ちなみに、1年半カナダに住んでみて
「私って自分が思ってるよりめちゃくちゃ日本人やん!」と感じることがものすごく多かった。

根っからの色んなものが違った!
日本の田舎では、型にはまらない欧米的思考で生きていると自負していたけれど
そして周りからも割とそう認知されているのだけど、
本物たちを目の当たりにして
「はい、私は根っからの日本人でしたごめんなさい」となったことが多々ありました(笑)

留学するきっかけとなったフィンランド旅行

私はムーミンが好きです。
ムーミン小説の言葉選び(日本語で読んでたので訳した人も好きなのかも)や白黒原画が好きなんです。
ムーミン=フィンランド
ってことで当時の職場の同僚とフィンランドに行く計画を立てました。

ムーミン以外でもiittalaやARABIAの食器が大好きで、
でも日本で買ったら高いしフィンランド行って買おう!
と、もう訳の分からない発想!
買い付けに行くわけでもないのに!
(そんな自分が嫌いではない)

Marimekkoなどの北欧デザイン、色もポップで可愛いんですよね〜♡

当時愛読していた「リンネル」という雑誌をその同僚も好きで、
一番後ろのあたりに特集してあった「フィンランド7日間の旅」
のクルーを募集していたのを見て2人で「行ってみよー♩」となったのでした。

旅行って、
その土地に降り立つと架空の事が現実になるような不思議な感覚があります。

たとえば
3日目くらいでフィンランドの首都ヘルシンキから、
旧ソ連であるエストニアへフェリーで渡りました。

「旧ソ連」
1991年に崩壊した、当時世界の陸地面積6分の1を占めていた巨大国家。

聞いたことしかない国。
教科書で見たことはあるが興味のない話。
自分の人生に繋がる予定のなかった土地や歴史。
それらがスッと自分の一部になる感覚。

それはカナダに留学した後でも大いに感じたことでした。

その土地に行くとその国の歴史や文化を全身で感じることができて自分とは全く別次元の存在だった国・もの・人が急に自分と同じ時空に降りてくる不思議な感覚。

留学中に行ったヨーロッパ旅行をしたときも。
ドイツでベルリンの壁の跡を一人でトボトボ歩いてみたときの感情は一生忘れないと思います。

脱線しましたが、

私は世界史だとか世界情勢に全く興味のない人間でした。
付け加えると、英語にも全く興味がなかった。

だって、私の生活に1ミリさえも関わりがなかったから。

世界情勢なんて今考えれば間接的にめちゃくちゃ関わりがあるのだけれど、
普通に学校をでて大学へ行き就職した私にとって「関心を持たなくても問題なく生きていける」付属品のような存在だったんでしょうね。

フィンランド旅行中に出会ったご婦人がターニングポイント

どこにどんなタイミングでターニングポイントが落ちているのかなんて、神のみぞ知るというもので
もしフィンランド旅行に行っていなければ、
そもそもあの職場に就職していなければ、
このご婦人とフィンランド旅行中に電車に乗り合わせなければ、

私はカナダ留学に行っていません。
そして英語が話せないまま、日本の中だけで(それはそれでそれなりに楽しく)暮らしていたのでしょう。

人生、本当に奇跡の連続です。

自由行動時間に私と同僚は「かもめ食堂」があるヘルシンキへ電車で向かいました。
映画「かもめ食堂」を2人とも見ていたし、あのゆるい雰囲気もとても好きで。

異国の地で電車に乗るなんてドキドキ。
言葉も分からない場所で移動するのは田舎者にとってかなりハードル高かったのを覚えています。

そんな中電車に乗っていると、ご婦人が私たちに向かって話しかけてくれます。
話しかけてくれた語尾は上がり調子で
「~?? 」と何か質問をされていることは何とか分かるって程度。
でも、何を言ってるかさっぱり分からない。
どうしよう。

.

..

結果、
この時話しかけてくれたご婦人が、私がカナダ留学へ飛び立つ決定的な存在となりました。

学校で英語を習っていたのに全く話せない

フィンランド人と思われるご婦人が電車の中で話しかけてきてくれました。
アジア人の私たちに、おそらく英語で話しかけてきてくれたのだと思います。

私と同僚は互いの顔を見合わせて「なんて言ってるか分かる?」と目で合図。
どちらもさっぱり理解できなかった私たちはなんとか理解しようと必死。

何度もゆっくり同じ文章を繰り返してくれる優しいご婦人。
公用語のフィンランド語でなく、共通語の英語で話しかけてくれたご婦人。

旅行先でその土地の方とお話しできるなんて最高じゃないですか?

それなのに。
私の口からでた言葉は
「sorry…」

そして試合終了。

小中高と、はっきり言って私は成績が悪い方ではありませんでした。
高校は進学校だったし、大学でも英語の授業はあってた。
学校は毎日行っていて椅子に座って授業を聞いていたはずなんです。
そりゃあ授業中寝てることだってあったけど、宿題をサボる日もあったけど、
英語の授業は毎日に近い頻度であっていた記憶があります。
英検も中学で3級までとっていました。

それでも私はあのご婦人が話しかけてくれた時、1文字も聞き取ることが出来なかったし聞き返す術もなかった。

私の英語能力が一般の人よりも著しく低かったのか?

これを今読んでくださっているみなさんはどうですか?

外国に行ったとして外国の方に英語で話しかけられた時、聞き取って会話を始められそうですか?

人と会話をすることや、その会話から生まれる新しい発見が好きな私は、
一言で言うと「悲しかった」
悲しかったし、悔しかった。
今でもあの情景を思い出すと涙が滲むほどに、あの方とお話がしてみたかったんですよね。

英語が話せるようになった今、当時にタイムスリップしてご婦人とお話ができたなら。
そう願ってやまないけれど、それも叶わぬ夢。。

その悲しさ悔しさを、さてどうする?

そのお話はまた次回!!

Hope to see you soon! bye:)

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